オーストリア・アルプスが舞台、名もなき男を3人の俳優が演じた「ある一生」公開

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ローベルト・ゼーターラーによるベストセラー小説をもとにしたドイツ・オーストリア合作映画「A Whole Life(英題)」が、「ある一生」の邦題で7月12日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で順次公開決定。あわせて日本版ポスタービジュアルが解禁された。

「ある一生」ポスタービジュアル

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「ある一生」場面写真

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1900年頃のオーストリア・アルプスを舞台に、孤児アンドレアス・エッガーの一生が描かれる本作。渓谷に住む遠い親戚クランツシュトッカーの農場で働いたのち、日雇い労働を経てロープウェイの建設作業員となったエッガーは、最愛の人マリーと出会う。山奥の木造小屋で彼女と充実した結婚生活を送るが、幸せな時間は長く続かなかった。第2次世界大戦でソ連軍の捕虜となり、何年も経ってからようやく谷に戻ったエッガー。月日が過ぎ、人生の終焉を迎えようとする彼は、観光客であふれた渓谷で過去の出来事を思い出す。

エッガー役は時代ごとに3人の俳優が演じており、青年期を新人のシュテファン・ゴルスキー、老齢期をアウグスト・ツィルナー、幼少期を新人のイヴァン・グスタフィクが担当した。そのほかアンドレアス・ルストユリア・フランツ・リヒターマリア・ホーフステッタートーマス・シューベルトマリアンネ・ゼーゲブレヒトロバート・スタッドローバーもキャストに名を連ねる。監督は「アンネの日記」のハンス・シュタインビッヒラーが務め、脚本は「マーサの幸せレシピ」などで製作を担ったウルリッヒ・リマーが執筆した。

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(c)2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München

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