ヒトラーとともにプロパガンダを主導した男の半生、ドイツ映画「ゲッベルス」4月公開

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「ある一生」「パリよ、永遠に」のロバート・スタッドローバーが出演したドイツ映画「Führer und Verführer」が、「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」の邦題で4月11日に公開されるとわかった。

「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」ポスタービジュアル

「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」ポスタービジュアル

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本作は、1933年にアドルフ・ヒトラーが首相に就任してから1945年に自殺するまで、腹心としてプロパガンダを主導したヨーゼフ・ゲッベルスの半生を描いた作品。当初は平和を強調していたゲッベルスだが、ユダヤ人の一掃と侵略戦争へと突き進むヒトラーから激しく批判され、信頼を失う。そして愛人との関係も断ち切られた彼は、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作、大衆を扇動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画したことで、国民の熱狂とヒトラーからの信頼を再び勝ち取る。そして独ソ戦におけるスターリングラードの戦いでは、国民の戦争参加を煽る“総力戦演説”を実施。状況が悪化する中、ゲッベルスはヒトラーとともにもっとも過激なプロパガンダを仕掛けていく。

スタッドローバーがゲッベルスを演じ、フリッツ・カール、フランツィスカ・ワイズ、ドミニク・マリンガーも出演。ヨアヒム・A・ラングが監督・脚本を担当した。あわせてポスタービジュアルが解禁され、ヒトラーの肖像の前でたばこをふかすゲッベルスの姿に「真実は私が決める」というコピーが添えられている。

「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で公開。配給はアットエンタテインメントが担う。

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©2023 Zeitsprung Pictures GmbH ZEITSPRUNG/SWR

読者の反応

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戦争映画補完計画 @クラシック戦争映画愛好家 @mp40warmovie

ほう、これは面白そうな映画だな。でも邦題『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』はもう少し何とかならんのか?あと、ゲッベルス似てねーw https://t.co/uVHhLAfW6r

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