「男たちの挽歌」は裏社会で生きざるをえなかった男を中心に、刑事となった弟との葛藤と絆、同じくはぐれ者として生きる親友とのつながり、それぞれの“信義”のあり方を描いた物語。“バイオレンスの詩人”とも呼ばれたジョン・ウーによる華麗なガンアクションは、当時、香港映画の新たな流れを切り開き、香港ノワールの金字塔として知られる。
舞台版は時代設定を天安門事件があった1989年を起点に、中国返還を目前に控えた1996年の香港、そして現代に変更。香港の現代史を踏まえながら、映画の核でもある兄弟愛や友情はそのままに、大きな社会のうねりを体感できるドラマを立ち上げるという。
映画で
松倉は「映画がとにかく、渋くてかっこよくて。ガンアクションも観ていて声が出そうなくらい迫力がありますし、好きなシーンがたくさんあって、それを自分が演じるのかと思うと、本当にワクワクします」とコメント。川島は映画を「傑作」と評しつつ「舞台化できることを嬉しく思います。音楽劇になるというのも大きな変化ですし、舞台のアクションシーンはどう演出されるのか、僕たち自身も楽しみにしつつ、稽古に、本番に体当たりしていきたいです」と意気込んだ。
音楽は久米大作が担当。出演には
価格は東京・大阪会場ともにS席が税込1万2500円、A席が税込1万円。チケットはキョードー東京で東京公演が5月18日、大阪公演が6月2日に一般発売される。
音楽劇「A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-」
2024年6月24日(月)~7月8日(月)東京都 日本青年館ホール
2024年7月12日(金)~7月16日(火)大阪府 オリックス劇場
松倉海斗 コメント
原作の映画がとにかく、渋くてかっこよくて。ガンアクションも観ていて声が出そうなくらい迫力がありますし、好きなシーンがたくさんあって、それを自分が演じるのかと思うと、本当にワクワクします。
Travis Japan全員で舞台に立った経験はあっても、二人で主演というのは初めての経験なので、如恵留との絆もいっそう深まりそうですし、ほかの出演者の方々とも、熱く語り合いながら、この作品をつくりあげたいです。一つの物語の最初から最後まで、生のお芝居で届けられるのが、舞台のいちばん素敵なところ。そのためにも、ちゃんと軸を持って、舞台上で役として生きられるよう頑張りたいと思います。
川島如恵留 コメント
アクションもお芝居も、すべてがつくりこまれた傑作だからこそ、映画の世界だけで終わるのではなく、舞台化できることを嬉しく思います。音楽劇になるというのも大きな変化ですし、舞台のアクションシーンはどう演出されるのか、僕たち自身も楽しみにしつつ、稽古に、本番に体当たりしていきたいです。舞台は僕を育ててくれた“畑”のような場所。こうしてまた主演というかたちで立てるのは本当に嬉しいし、この作品を自分たちの代表作として、再演を重ねていければいいなと思っています。一寸の手抜きもなく、自分たちも、そしてもちろんお客様にも満足していただける作品にしていきます。
鄭義信 コメント
映画で描かれた兄弟愛や友情といったテーマは、今でも充分共感していただけると思いますし、何より、アクションもドンパチもあって、歌もあって、踊りもあって……とにかくワクワクできる芝居をつくりたい。あの香港ノワールの名作を観て「かっこいいな!」と思った気持ちを、お客さんと分け合いたいと思います。
映画の英題は「A Better Tomorrow」。誰もがよりよい明日を求めているんです。今回は天安門事件をスタート地点に、自由を求めて香港に流れ着いた主人公たちの行く末を描いていきますが、明日に希望が持てる物語にしたいと思います。
人間食べ食べカエル @TABECHAUYO
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