林与一の主演作「むじな峠」5月公開、江戸初期に生きた乞食沙門を演じる

林与一が主演を務める「むじな峠」が5月31日より公開されることがわかった。

本作では人間が本来持っている欲望・絶望・希望など普遍的なものが描かれる。舞台は戦国時代が終わりを告げた江戸初期。仏像造りを行とする乞食沙門・円真は寒村を訪れる。その村には畑仕事と油作りをしている一家が暮らしていた。その家の息子は、仕事をせず侍になることを夢見て木刀を振り回し孤立する源太。彼を心配して、母のとみ、妻のよしは周囲に助言を求める。

円真に林が扮するほか、若原瞳、長谷川かずき、弓澤公望、戸田都康、山田昭二、吉田信夫が出演。監督は「夏の叫び」「京都、夏」などがモスクワ国際映画祭で上映された戸田博が務める。YouTubeでは予告編が解禁された。

「むじな峠」は東京・キネカ大森ほか全国で順次ロードショー。配給はエムエフピクチャーズが担当する。

映画「むじな峠」予告編