無罪にして差し上げます…長谷川博己がアンチヒーローな弁護士演じるドラマ放送

16

435

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 109 299
  • 27 シェア

長谷川博己が主演するドラマ「アンチヒーロー」がTBS系の日曜劇場枠で4月にスタート。長谷川は「小さな巨人」以来7年ぶりに日曜劇場で主演を務める。

「アンチヒーロー」ビジュアル

「アンチヒーロー」ビジュアル

大きなサイズで見る(全2件)

本作は、犯罪者である証拠が100%そろっていても無罪を勝ち取り、殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士を主人公に据えた“逆転パラドックスエンタテインメント”。限りなくダークなアンチヒーローの姿を通して、視聴者に“正義とは果たしてなんなのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” と問いかけていく。このたび到着したビジュアルには「殺人犯へ、 あなたを無罪にして差し上げます。」というコピーが添えられている。

長谷川は「法治国家である日本において、やはり法がすべてなのでしょうか? 色々な公判を傍聴、取材させていただき、果たして、何が正義で、何が悪なのか、自分自身もよくわからなくなってきました」と述べ、「正直、ドラマでここまでのことを描いてよいのか心配になるくらいですが、とにかく視聴者の皆様に楽しんでいただけますようスタッフ・キャスト一丸となって挑む所存です」とつづった。プロデューサー・飯田和孝によるコメントは以下の通り。

「アンチヒーロー」は毎週日曜21時からオンエアされる。演出を手がけるのは田中健太、宮崎陽平、嶋田広野。脚本は山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平が執筆する。

日曜劇場「アンチヒーロー」

TBS系 2024年4月スタート 毎週日曜 21:00~21:54

長谷川博己 コメント

7年ぶりに日曜劇場に出演させていただくことになりました。
今回は日本の司法組織が舞台となる完全オリジナルストーリーです。
法治国家である日本において、やはり法がすべてなのでしょうか?
色々な公判を傍聴、取材させていただき、果たして、何が正義で、何が悪なのか、自分自身もよくわからなくなってきました。
正直、ドラマでここまでのことを描いてよいのか心配になるくらいですが、とにかく視聴者の皆様に楽しんでいただけますようスタッフ・キャスト一丸となって挑む所存です。お楽しみに。

飯田和孝(プロデューサー)コメント

正しいことが正義なのか、間違ったことが悪なのか、そんなことを思ったときに、ふと考えることがあります。「自分の大切な人が危篤状態になって、車で向かっているときに、スピード違反で警察に捕まってしまう。そのとき自分は、警察を振り切ってでも大切な人のところに急ぐのか、警察は死を前に泣き叫んでいる僕を見たらどう思うのか、その取り締まりが万が一、度を過ぎたものだとしたら…」いつも結論には達しないのですが、一つだけ確かなことは、自分が動く「理由」や判断の「物差し」は、自分にとって大事なモノや大切な人が大きく関わっているということです。おそらく誰しもが同じではないでしょうか? このドラマの主人公は、ヒーローとは到底言い難いアンチヒーローな弁護士です。所詮人間が作り上げた「法律」というルールを、彼がどう使い、どう利用していくのか。どんなアンチなエンターテインメントになっているのか、是非楽しみにしていただけたらうれしいです。そして、見てくださる方が、少しでも自分にとって大切な何かを思うきっかけになってくれたらと願っています。

この記事の画像(全2件)

読者の反応

てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

無罪にして差し上げます…長谷川博己がアンチヒーローな弁護士演じるドラマ放送 - 映画ナタリー https://t.co/fZIjkluSw5

“演出を手がけるのは田中健太、宮崎陽平、嶋田広野。脚本は山本奈奈、李正美、宮本勇人、福田哲平が執筆”

コメントを読む(16件)

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 アンチヒーロー / 長谷川博己 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。