「オッペンハイマー」クリティクス・チョイス・アワードで作品賞など最多8冠

第29回クリティクス・チョイス・アワードの映画部門の結果が本日1月15日に発表され、「オッペンハイマー」が作品賞などで最多の8部門を受賞した。

原子爆弾の開発に関わった科学者J・ロバート・オッペンハイマーの人生をIMAX撮影で描き出した「オッペンハイマー」。クリストファー・ノーランが監督賞を受賞し、米原子力委員会の委員長ルイス・ストロースを演じたロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を獲得した。

グレタ・ガーウィグの監督作「バービー」は脚本賞やコメディ映画賞など6部門を受賞。主演男優賞は「The Holdovers（原題）」のポール・ジアマッティ、主演女優賞は「哀れなるものたち」のエマ・ストーンに授けられた。「The Holdovers」のダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞に輝いている。

アニメ映画賞は「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」が獲得。外国語映画賞は「落下の解剖学」が受賞した。受賞結果は以下の通り。

第29回クリティクス・チョイス・アワード映画部門受賞結果

作品賞

「オッペンハイマー」

主演男優賞

ポール・ジアマッティ「The Holdovers（原題）」

主演女優賞

エマ・ストーン「哀れなるものたち」

助演男優賞

ロバート・ダウニー・Jr.「オッペンハイマー」

助演女優賞

ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ「The Holdovers」

新人俳優賞

ドミニク・セッサ「The Holdovers」

アンサンブル演技賞

「オッペンハイマー」

監督賞

クリストファー・ノーラン「オッペンハイマー」

脚本賞

グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック「バービー」

脚色賞

コード・ジェファーソン「American Fiction（原題）」

撮影賞

ホイテ・ヴァン・ホイテマ「オッペンハイマー」

美術賞

サラ・グリーンウッド、ケイティ・スペンサー「バービー」

編集賞

ジェニファー・レイム「オッペンハイマー」

衣装デザイン賞

ジャクリーヌ・デュラン「バービー」

ヘア＆メイクアップ賞

「バービー」

視覚効果賞

「オッペンハイマー」

コメディ映画賞

「バービー」

アニメ映画賞

「スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース」

外国語映画賞

「落下の解剖学」

歌曲賞

I'm Just Ken「バービー」

作曲賞

ルドウィグ・ゴランソン「オッペンハイマー」