チャド・スミスがドラムへの愛を語る「COUNT ME IN 魂のリズム」予告

映画「COUNT ME IN 魂のリズム」の予告編がYouTubeで公開。あわせて場面写真と著名人からのコメントが到着した。

本作はロックバンドのドラマーに焦点を当てた音楽ドキュメンタリー。19人のそうそうたるドラマーたちがドラムの歴史や自身のキャリア、音楽などについて語ったインタビューが収められている。

公開された予告編には、「叩きながら死ぬのが夢だね」と語るチャド・スミス（レッド・ホット・チリ・ペッパーズ）や、幼少期の自身の行動を「キッチンに行きナイフで調理器具を叩きまくる」と回想するニコ・マクブレイン（アイアン・メイデン）の姿が映し出される。衝撃を受けたドラマーについて語るロジャー・テイラー（クイーン）、2022年に死去したテイラー・ホーキンス（フー・ファイターズ）の姿も。

そのほか本作にはスチュワート・コープランド（ポリス）、イアン・ペイス（ディープ・パープル）らが出演。元ザ・ダークネスのエミリー・ドーラン・デイヴィスといった若い世代や“ドラムドクター”として知られるロス・ガーフィールドらにもスポットライトが当てられている。

フィッシュマンズや東京スカパラダイスオーケストラで活動する茂木欣一は本作について「純粋で夢中な気持ちを忘れないように呼び起こしてくれる処方箋のよう」とコメント。シシド・カフカは「ドラムを叩き始めた頃の心の浮き立ちを思い出した」「また心が弾み始めている」とつづった。

「キャロル」のエグゼクティブ音楽プロデューサーであるマーク・ローが監督を務めた「COUNT ME IN 魂のリズム」は3月15日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開される。

映画「COUNT ME IN 魂のリズム」予告編

茂木欣一（フィッシュマンズ、東京スカパラダイスオーケストラ）コメント

人生とは出会い。人との出会いはもちろん、
自分の未来を輝かせるモノに出会った瞬間のことをきっと誰もが憶えているはず。
僕の場合、それはまさにドラムだった。
この作品は、純粋で夢中な気持ちを忘れないように呼び起こしてくれる処方箋のよう。
僕のための映画であり、皆んなのための映画なんだ!!

あらきゆうこ（ドラマー）コメント

ドラマーのための作品。音楽を心から愛してる人のための作品。
そして、少しでもドラムに興味がある、ロックに、ジャズに、、、
とにかく音楽に惹かれてる人々のための作品。
私はなぜこんなに興奮したのだろう？
何となく気になっていたドラマーたちが語る言葉、そしてドラムにフォーカスを当てた過去のライブ映像、
それらが全て素晴らしく、釘付けになった。
チャドがチャーリー・ワッツを語る、イアン・ペイスがキース・ムーンを、スチュワート・コープランドがリンゴ・スターを。
自分を表現する術をドラムに見出し、音楽も演奏も愛しているドラマーの言葉には愛が詰まっていて、
私の心に、魂に、響いたのだと思う。

シシド・カフカ コメント

ドラムを叩き始めた頃の心の浮き立ちを思い出した
ドラムのことをもっと知りたい
ドラムをもっと楽しみたい
また心が弾み始めている