第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル、配信ラインナップ解禁

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第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル(MyFFF)のラインアップが発表された。

「イヌとイタリア人、お断り!」場面カット (c)Les Films du Tambour de Soie

「イヌとイタリア人、お断り!」場面カット (c)Les Films du Tambour de Soie

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「第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」ビジュアル

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MyFFFは全世界でフランスの新作映画を中心に配信するオンライン映画祭。過去13回の開催を経て、日本は常に視聴回数で上位に入る主要国となっており、国内の視聴回数は年々増加傾向にあるという。今年は1月19日から2月19日にかけて、長編9作、短編14作がU-NEXTやPrime Videoなど国内の各動画配信サービスで配信される。短編は無料で視聴でき、長編の料金は配信サイトで異なる。

「スペアキー」場面写真

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「ジャングルのけもの」場面写真 (c)2022-AURORA FILMS-FRAKAS PRODUCTIONS-WILDART FILM-RTBF

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「緑の香水」場面写真 (c)Bizibi

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ラインナップには、バカンスで家を空ける友人から鍵を拝借した少女の瑞々しいひと夏を描く「スペアキー」、ファシズムの台頭により貧しい生活を余儀なくされた北イタリアの一家を描くストップモーションアニメ「イヌとイタリア人、お断り!」、ヘンリー・ジェイムズの同名小説を原作にアナイス・ドゥムースティエが主演した「ジャングルのけもの」、2022年のカンヌ国際映画祭監督週間のクロージングを飾ったクライムコメディ「緑の香水」、2023年に亡くなった映画監督ソフィー・フィリエールによる初期短編「女と犬」などが並んだ。

「女と犬」場面写真

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なお東京日仏学院エスパス・イマージュでは1月25日から1月28日にかけて、今年のセレクションの中から4本の長編映画と、過去の映画祭で好評を博した2本「アヴァ」「私たち」を特別上映。さらに現代を生きる女性たちが風変わりなシチュエーションに巻き込まれるラブコメディをコンスタントに発表したフィリエールの追悼上映も行われる。旅する映画館 café de cinémaが企画する短編上映会も東京都内の各地で開催。詳細は映画祭の公式サイトで確認してほしい。

第14回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル ラインナップ

2024年1月19日(金)~2月19日(月)

長編

「スペアキー」
「のら犬」
「イヌとイタリア人、お断り!」
「ジャングルのけもの」
「緑の香水」
「楽園」
「北極星」
「ふたりだけのロデオ」
「ジャヌスとサムの酔っ払い道中」
「裸のマノン」※国内配信なし
「アニエス・Vによるジェーン・B」※国内配信なし

短編

「私に触れた手」
「ジャンヌと七面鳥」
「新凱旋門」
「女と犬」
「戦いとは終わりである」
「フェアプレー」
「カナダでの暮らし」
「夏休み」
「スピード」
「オアシス」
「Charbon」※国内配信なし
「ダンスの中に」
「2匹は友だち」
「ふたりは姉妹」
「アトミック・チキン」

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読者の反応

Abi Sakamoto @ElleaWatson

【今年のMyFFFラインアップ発表!】

新人監督による傑作からヨーロッパの闇に迫るスパイコメディ映画、ヘンリー・ジェイムズの同名小説を映画化し、パリのダンスシーンの変遷が描かれた作品などなかなかの粒揃✨ 

東京日仏学院で1/25より開催の上映イベントも明日には情報更新します、お楽しみに🎶 https://t.co/ICKU8c67bQ

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