時間が半日進み、肉体が3日若返る?平凡な夫婦が“ヘンな穴”にハマる悲喜劇

5

79

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 18 50
  • 11 シェア

フランスの映画監督カンタン・デュピューの最新作「Incredible But True(英題)」が「地下室のヘンな穴」の邦題で、9月2日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開される。

「地下室のヘンな穴」チラシビジュアル

「地下室のヘンな穴」チラシビジュアル

大きなサイズで見る(全2件)

殺人タイヤの恐怖を描いたホラー「ラバー」や鹿革のジャケットと親密になる男の狂気を描いた「ディアスキン 鹿革の殺人鬼」といった怪作で知られるデュピュー。「地下室のヘンな穴」 では、そこに入ると「時間が12時間進み、肉体が3日若返る」という奇妙な穴が物語の軸に。若さと老い、ジェンダーやセックスをめぐる風刺が盛り込まれた悲喜劇で、平凡な夫婦が新居の地下室にある穴にのめり込み、人生を一変させてしまうさまが描かれる。

「地下室のヘンな穴」

「地下室のヘンな穴」[拡大]

「恋愛睡眠のすすめ」のアラン・シャバが夫のアラン、「ジュリアン」のレア・ドリュッケールが妻のマリーを演じたほか、「彼は秘密の女ともだち」のアナイス・ドゥムースティエ、「ピアニスト」のブノワ・マジメルが出演。第72回ベルリン国際映画祭に正式出品され、「チャーリー・カウフマンやスパイク・ジョーンズに通じる(The Guardian)」「『パラサイト 半地下の家族』の地下よりもっと奇妙(Variety)」「独創的で、生き生きとしていて、ちょっとばかばかしい(The Hollywood Reporter)」といった評価を集めた。

この記事の画像(全2件)

(c)ATELIER DE PRODUCTION - ARTE FRANCE CINÉMA - VERSUS PRODUCTION – 2022

読者の反応

  • 5

SYO @SyoCinema

あの狂気の殺人タイヤ映画『ラバー』監督最新作、9/2公開!

時間が半日進み、肉体が3日若返る?平凡な夫婦が“ヘンな穴”にハマる悲喜劇 https://t.co/K5n1q560Uk

コメントを読む(5件)

カンタン・デュピューの映画作品

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 地下室のヘンな穴 / カンタン・デュピュー / アラン・シャバ / レア・ドリュッケール / アナイス・ドゥムースティエ / ブノワ・マジメル の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。