フジテレビの木曜劇場「大奥」に
江戸中期を舞台とした本作は、第10代将軍・徳川家治をめぐる女性たちの熾烈な戦いを描く物語。小芝風花が家治との政略結婚を強いられる倫子に扮し、亀梨和也(KAT-TUN)が家治、西野七瀬と森川葵が倫子の付き人・お品とお知保、宮舘涼太(Snow Man)が白河藩藩主・松平定信、栗山千明が大奥の女性たちを束ねる大奥総取締役・松島の局役でキャスティングされた。
安田が演じる田沼は、貧乏な旗本出身ながら破竹の勢いで出世を果たし、幕政のトップ老中にまで上り詰めた陰謀家だ。上昇志向の塊で権謀術数に長けた政治家であり、松島の局と結託し、幕府を思いのままにするべく自身のさらなる出世を狙う。
安田は「現代にも通ずる資本主義的な考えを持っていた田沼意次はすごいなと思っています。裏表がはっきりしているというよりは、悪い顔が裏だとしたら、その延長線上に表の顔があるような気がしています」と述べ、「自分自身が悪いことをしているという自覚は全くなくて、自分の信条のもと突き進んでいった結果、周りから見たら受け入れがたい人物になっている。全ては自分の志のために行動している人なのかなと思っています。なので、この田沼意次の姿を見て、この姿を見た誰かが“自分もこういうことやってしまったな”という気付きになってくれたらいいなと思います(笑)」とコメント。そして「いいドラマをお届けできるよう、精いっぱい頑張っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と呼びかけた。
「大奥」は、1月18日より毎週木曜22時から放送。「好きな人がいること」「女神の教室~リーガル青春白書~」の大北はるかが脚本を手がけ、
※兼崎涼介の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
木曜劇場「大奥」
フジテレビ系 2024年1月18日(木)スタート 毎週木曜 22:00~22:54
※初回75分スペシャル
安田顕 コメント
出演が決まった際の心境
「大奥」は非常に歴史のあるフジテレビを代表する作品で、それが復活するというときに声を掛けていただいたのはとても光栄に思っています。感謝しております。
「大奥」の印象
20代後半から30代にかけていろいろとお仕事をさせていただく中でドラマから離れていた時期もあったのですが、そんなにテレビを見ていなかった自分ですら「大奥」という作品が話題になっているなと感じていたことを覚えています。今回、そんな作品に出られることがうれしいです。
演じる田沼意次の印象や役作りについて
現代にも通ずる資本主義的な考えを持っていた田沼意次はすごいなと思っています。裏表がはっきりしているというよりは、悪い顔が裏だとしたら、その延長線上に表の顔があるような気がしています。自分自身が悪いことをしているという自覚は全くなくて、自分の信条のもと突き進んでいった結果、周りから見たら受け入れがたい人物になっている。全ては自分の志のために行動している人なのかなと思っています。なので、この田沼意次の姿を見て、この姿を見た誰かが“自分もこういうことやってしまったな”という気付きになってくれたらいいなと思います(笑)。
視聴者へのメッセージ
いいドラマをお届けできるよう、精いっぱい頑張っていきたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。
安永英樹(企画)コメント
田沼意次は賄賂まみれの悪役のイメージが強いかもしれませんが、現在、先駆的な経済政策を取り入れようとしていたとして再評価されている人物です。ですが、本作の田沼は“悪い奴”です。その田沼をどなたにお願いしよう…と思案していたところ、私が担当していたとあるバラエティー番組の収録で安田顕さんがふと、とても“やんちゃ”で“悪そうな”顔をされていました。その様子を見て“これは田沼をお願いするしかない!”と思ったのが始まりです。悪い人物ではありますが、ユーモアもある悪役を演じる安田顕さんをぜひ楽しみにしていただければと思います。
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
安田顕がドラマ「大奥」で物語のキーマン田沼意次に、将軍・亀梨和也の秘密を握る - 映画ナタリー https://t.co/LtKdIp8tGy
「バラエティー番組の収録で安田顕さんがふと、とても“やんちゃ”で“悪そうな”顔をされていました。その様子を見て“これは田沼をお願いするしかない!”と思った」