東映が3年ぶり脚本家を募集

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東映が「芸術職研修契約者」採用を3年ぶりに実施し、前回と同じく脚本家を募集。採用された契約者は3年間の契約期間中、東映のドラマ企画制作部に在籍し、テレビドラマ・配信ドラマ・劇場用映画などの制作現場で実地研修を受ける。

「相棒 season22」ビジュアル (c)東映

「相棒 season22」ビジュアル (c)東映

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募集人員は若干名で給与は年俸300万円。別途、作品手当がある。3年間の契約期間満了後、優秀者には作品契約が行われる。

東映は脚本家職の募集を過去に4回実施。前回契約した2024年4月の卒業予定者には、「相棒」「グッドモーニング、眠れる獅子」に参加した光益義幸、「刑事7人」に参加し、情報解禁前の劇場用映画を控えているという小西麻友、「風都探偵 The STAGE」や「仮面ライダーリバイス」のTTFCスピンオフを手がけた西駿人がいる。

経験は不問。最初の提出物はエントリーシートとオリジナル企画案の2つだ。書類選考ののち、課題プロットの提出、現役プロデューサーとの面接を兼ねた打ち合わせ、課題プロットをもとにした短編脚本作成の試験があり、最終選考として面接が行われる。

ドラマ事業担当の執行役員である塚田英明は、この契約を「プロの脚本家を目指す方にとっては理想的な環境」としたうえで「契約者の皆さんは、生活を保障されたうえで、現役プロデューサーの指導を受けながら、脚本を書いて書いて書きまくる3年間を過ごせるのです。東映が得意とする刑事ドラマ・ミステリー・時代劇・特撮ヒーロー、そういう強みを学びながら、あらゆるジャンルの新しい脚本を開発していって欲しいと思います。ご応募お待ちしています!」と語っている。

詳しい募集要項はエントリーサイトで確認を。12月4日に提出受付を開始し、2024年1月5日14時が提出締切となる。

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読者の反応

Yuki Matsuzaki 松崎悠希📽️ @Yuki_Mats

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東宝、NHK、TBSが「ライターズルーム」を導入し、東宝に至っては「公式脚本ソフト」として Final Draft を採用しようと動いていたり、「脚本改革」が進んでいるのですが、東映さんはやらないんでしょうか?取り残されちゃいますよ、冗談抜きで。

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