本作は、悲しい過去を持ち、自分に自信が持てない逢原雨を主人公とするファンタジーラブストーリー。ある理由で東京から故郷の長崎に戻った彼女は、かつてただ一人心を通わせた男性・朝野太陽と再会したのもつかの間、彼が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に現れたのは、あの世からの“案内人”と名乗る男。男から提示された“心を差し出す”という条件と引き換えに、雨が過酷な“奇跡”に立ち向かうさまが描かれる。
斎藤が演じるのは、雨に“過酷な奇跡”を提示するあの世からの案内人・日下(くさか)。謎が多くミステリアスな人物で、時に厳しい口調で雨に決断を迫る冷酷な一面も見せる。松本が演じるのは、日下とともにあの世からやってくる案内人・千秋。“過酷な奇跡”を提示された雨に対して思いやる言動を見せるなど、人間味のある一面を持つ。なお斎藤は月9ドラマ初出演、松本は「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」に続き2クール連続出演となる。2人のコメントは以下に記した。
「君が心をくれたから」は毎週月曜21時より放送。映画「今夜、ロマンス劇場で」、ドラマ「信長協奏曲」の宇山佳佑がオリジナル脚本を手がけ、演出・プロデュースは「ミステリと言う勿れ」シリーズの
君が心をくれたから
フジテレビ系 2024年1月スタート 毎週月曜 21:00~21:54
斎藤工 コメント
オファーを受けた感想
とても原初的に、また機能的に“人間”と言う生き物に迫った、宇山佳佑さんが描く“現代の神話”の様な気配の作品だと思いました。その中でも大切な役割を託して下さって光栄です。
今回の役について
私事で恐縮ですが、外星人だったり“人ならざる者”と向き合う経験は多く頂いて来ました。不思議と自分でも何処(どこ)か腑(ふ)に落ちる感覚もあります。地に足が付かず、浮遊し漂い生きているからかも知れませんが、その不確かな己の特徴を活かし、“あの世からの案内人”として、作品に少しでも何かを献上出来たらと思います。
視聴者へメッセージ
永野芽郁さん、山田裕貴さん、松本若菜さんをはじめ、素晴らしい輝きのキャスト、スタッフの皆様と感覚を研ぎ澄ませ、“現代の神話”を紡いで行きます。どうぞ月曜9時にお会いしましょう。
松本若菜 コメント
オファーを受けた感想
「ミステリと言う勿れ」でご一緒だった、草ヶ谷プロデューサーと松山監督からお話をいただき、とてもうれしかったです。キャストの皆さんも素晴らしい方々で、役がどう彩られていくのか楽しみでなりません。
今回の役について
千秋はとても人間らしい人ですが、喜怒哀楽がとてもはっきりしています。ただ感情移入しやすいのが玉に瑕(きず)。かく言う私も似ている部分があるので、演じながら千秋が心配になってしまう時があります(笑)。
視聴者へメッセージ
「こんなに悲しく苦しい“奇跡”があるのでしょうか。素晴らしい奇跡が起きている一方で、誰かが傷ついているかも知れない。でも、そこにはきっと慈しみ深き愛があるはずです。皆様にもこの奇跡の行方を見守っていただきたいです。
𓃰 @ziwzih
wow, both of them are old :o https://t.co/w8lcESIZL0