ジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンに迫るドキュメンタリー映画公開

ジャズピアニストであるオスカー・ピーターソンに迫るドキュメンタリー映画「Oscar Peterson: Black + White」が、「オスカー・ピーターソン」の邦題で2024年2月2日に公開される。

陽気なキャラクターと超絶技巧で知られ、1960年代における公民権運動の賛歌にもなった「自由への賛歌」を作曲したピーターソン。1993年、68歳のときに脳梗塞を発症するも、懸命なリハビリで復活を遂げ、2004年には来日を果たすほどに回復した。

本作には差別との闘い、病気と復活までの困難な道のり、家族愛について話したピーターソン本人のインタビューを収録。また、彼が多くの人に尊敬され続ける理由をビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステらが語る様子も。家族による、彼の晩年についての証言も収められた。

バリー・アヴリッチ監督作「オスカー・ピーターソン」は、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。ピーターソンは、2025年で生誕100年を迎える。