ハピネットファントム・スタジオがA24とパートナーシップ契約、新作映画を独占的に配給

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映画の配給・宣伝・製作などを行うハピネットファントム・スタジオと、米ニューヨークを拠点とする独立系映画スタジオA24 Filmsが独占パートナーシップ契約を締結。A24が世界配給権を所有する新作映画について、ハピネットファントム・スタジオが独占的に国内配給を担当する。

ハピネットファントム・スタジオが配給したA24作品のビジュアル(左)と企業ロゴ(右)。

ハピネットファントム・スタジオが配給したA24作品のビジュアル(左)と企業ロゴ(右)。

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ハピネットファントム・スタジオとA24は、第89回アカデミー賞で作品賞など3冠に輝いた「ムーンライト」、日本でもヒットしたアリ・アスター監督作「ミッドサマー」など、数多くの作品の成功を通じて信頼関係を深めてきた。ハピネットファントム・スタジオは、今回の独占パートナーシップ契約を通じて、A24が手がけてきたクオリティの高い話題作を安定的に確保できることに加えて、自社製作映画を含むコンテンツや日本のクリエイターをA24に紹介することで日本映画の新たな可能性を広げるなど、映像ビジネスの今後の展開において、さまざまな効果を期待している。

一方でA24は劇場配給・宣伝のみならず配信・テレビ販売・パッケージ流通など二次利用の領域まで一貫して行うハピネットファントム・スタジオとの独占パートナーシップによって、マーケティング戦略の意思統一とブランディングのさらなる構築が可能だと判断し、今回の契約締結に至った。

今後、ハピネットファントム・スタジオは新レーベルを立ち上げてA24作品を手がけることを検討しているほか、映画グッズなどA24ブランドのマーチャンダイジングへの拡大、また将来的には合作映画の製作や、ハピネットファントム・スタジオが手がける日本映画のA24配給による北米・インターナショナル展開、日米の新しいクリエイターとの協業といった展開を目指す。

なおハピネットファントム・スタジオが配給するA24の新作映画「ボーはおそれている」は2024年2月16日に全国で公開。

契約締結に際し、ハピネットファントム・スタジオとA24が発表したコメントは以下の通り。

小西啓介(ハピネットファントム・スタジオ代表取締役社長)コメント

これまでも独創的な作品を数多く生み出してきたA24が今後、どういった作品を手掛けるのか非常に楽しみで、その全ての作品の国内配給を弊社が手掛けることにワクワクしています。またA24とのコラボレーションで日本映画や日本のクリエイターの可能性を拡げて行くことにも大きな期待を抱いています。とにかく一人でも多くのお客様に楽しんで頂けるように丁寧に作品を届けて行きたいと思います。

A24 コメント

ハピネットファントム・スタジオは、A24の設立当初からの素晴らしいパートナーです。私たちは、この関係性が次のフェーズに進むことに非常に興奮しており、日本の観客のみなさんと、より深い関係をともに築いていくことを、とても楽しみにしています。

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