青山真治の映画をめぐる展覧会が北九州市で開催、特集上映も

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2022年3月に57歳で亡くなった映画監督・青山真治の作品をめぐる展覧会「青山真治クロニクルズ展」が、2023年12月2日から17日にかけて福岡・北九州市立美術館分館で開催。同館で同時開催される第6回北九州市民映画祭「青山真治監督特集」の第1弾ラインナップも発表された。

青山真治 (c)スタイルジャム 久保田 智

青山真治 (c)スタイルジャム 久保田 智

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「共喰い」より拘置所・面会室のセット草案。

「共喰い」より拘置所・面会室のセット草案。[拡大]

長編・短編作品ともに数多くの映画を手がけてきた青山。本展覧会では、彼が監督した「EUREKA(ユリイカ)」「サッド ヴァケイション」「共喰い」「空に住む」などの脚本や、美術デザイナー・清水剛によるデザイン原画、衣装、宣伝ポスターが展示されるほか、完成に至らなかった未公開作の記録や、青山の没後に発見された作品の資料が紹介される。また、メイキング映像の上映や、ゲストが青山の監督作について語るトークイベントも用意された。

「空に住む」ロケセット模型

「空に住む」ロケセット模型[拡大]

同時開催される北九州市民映画祭は、青山の声掛けにより2010年に始まったもの。今回のラインナップには、北九州市で開催されていた高塔山ロックフェスでのSHEENA & THE ROKKETSの演奏を青山が撮影した「高塔山ジャム2011」や「FUGAKU」シリーズ、「赤ずきん」「秋聲旅日記」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」などが並び、青山と関わりのあった映画人をゲストに迎えた日替わりのトークショーも企画している。会期は12月8日から10日まで。

展覧会・特集上映ともに、前売り券は11月1日よりチケットぴあで販売される。

青山真治クロニクルズ展

2023年12月2日(土)~17日(日)福岡県 北九州市立美術館分館 リバーウォーク北九州5階
前売り料金:一般 1000円 / 高校生・大学生 600円 / 小中学生 400円 / 65歳以上 1000円
当日料金:一般 1300円 / 高校生・大学生 800円 / 小中学生 600円 / 65歳以上 1000円

第6回 北九州市民映画祭 青山真治監督特集

2023年12月8日(金)~10日(日)福岡県 北九州市立美術館分館 リバーウォーク北九州4階
<上映作品>
「高塔山ジャム2011」
FUGAKU1/犬小屋のゾンビ
「FUGAKU2/かもめ The shots」
「FuGAK3/さらば愛しのeien」
「赤ずきん(2008年)」
路地へ・中上健次の残したフィルム
「秋聲旅日記」
「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」
前売り料金:一般 1300円 / 25歳以下 1100円
当日料金:一般 1500円 / 25歳以下 1300円

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tAk @mifu75

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