北野が著した書籍「首」を自ら映画化した本作。天下統一を掲げる織田信長は、反乱を起こした家臣・荒木村重を捕まえようと、“自身の跡目相続”をえさにしてほかの家臣たちに捜索を命じる。跡目をめぐり武将、芸人、百姓それぞれの野望と策略が入り乱れる中、物語は“本能寺”に向かって動き出すのだった。羽柴秀吉役で
YouTubeで解禁された本予告には、「俺のために死ぬ気で働け」という信長のセリフを収録。「これは天命だと思うか?」と尋ねる光秀の姿も収められた。ポスタービジュアルには「狂ってやがる。」というキャッチコピーが添えられている。
西島は本作について「生きるか死ぬかの毎日で、首だけになってしまえば、地位も名誉も何もないという無常観。死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり...他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」とコメント。加瀬は「今までは助監督を通じて演出を受けていたが、今回は北野監督が直接現場に来て、一言ふた言おっしゃってくれることが多く、丁寧な演出を多く受けた感じがした」と述懐した。
第76回カンヌ国際映画祭のカンヌプレミアに正式出品された「首」は11月23日より全国で公開。
映画「首」予告編
関連記事
北野武の映画作品
リンク
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
西島「死と隣り合わせの日々の中、滑稽なことと笑った直後に悲惨なことが起きたり...他の監督では感じることのできない、北野監督ならではの世界観があった」/「狂ってやがる。」北野武の新作「首」野望や策略が入り乱れる予告&ポスター解禁 - 映画ナタリー https://t.co/R6nWB36KUQ