三浦貴大が趣里の相棒役で「東京貧困女子。」出演、特報映像も公開

趣里が主演する連続ドラマW-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」の特報映像がYouTubeで公開。また、三浦貴大の出演が明らかになった。

同ドラマの原作は、東洋経済オンラインで1億5000万PVを記録した中村淳彦の連載を書籍化したノンフィクション作品。劇中では貧困女性たちの現実を取材する編集者の目線を通して、社会の矛盾や貧困の巧妙な仕組みを浮き彫りにし、日本で拡大する社会問題の現状を描く。趣里が経済誌の契約編集者で、PVを稼ぐために“女性の貧困”がテーマの連載担当を命じられる雁矢摩子を演じる。

三浦が扮するのは、摩子の相棒であり、ともにさまざまな境遇を抱える貧困当事者に取材をしていく風俗ライター・崎田祐二。三浦は「とにかく、大切に演じなくてはならないテーマだと思いました。ドラマに出てくる登場人物は確かに現代社会にいるはずです。私が演じた崎田は、当事者に寄り添いすぎず、事実をただ社会に広めていこうとする男です。支援者とはまた違う、伝えるものとしての使命を全うする姿を、表現していきました」と述べた。

そのほかのキャスト情報も解禁に。風俗で働き学費を捻出している医学部学生・広田優花を田辺桃子、姉を援助し貧困に陥った元富裕層・川上典子を霧島れいか、会社や親からの虐待被害者・三井恵子を宮澤エマ、自身の学歴を悔やむシングルマザー・村上葵を東風万智子が演じる。さらに児童支援施設でボランティアをする元無国籍者の石岡・バウティスタ・リサ役で安斉星来、崎田の親友でありデリヘル店長・望月遼太郎役で淵上泰史 、熟年離婚した摩子の母・宮下菜穂子役で高橋ひとみが起用された。

また「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」の放送・配信スタート日が11月17日に決定した。同作の脚本はドラマ「ここは今から倫理です。」を手がけた高羽彩（タカハ劇団）が担当。監督としてドラマ「JOKER×FACE」「アンラッキーガール！」の青木達也、「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」の遠藤光貴が参加する。

※崎田祐二の崎は立つ崎（たつさき）が正式表記

ドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」特報

※動画は現在非公開です。

連続ドラマＷ-30「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」

WOWOWプライム、WOWOWオンデマンド 2023年11月17日（金）23:00 放送・配信スタート
※全6話
※WOWOWプライムで第1話無料放送
※WOWOWオンデマンドでは各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信

三浦貴大 コメント

とにかく、大切に演じなくてはならないテーマだと思いました。ドラマに出てくる登場人物は確かに現代社会にいるはずです。
私が演じた崎田は、当事者に寄り添いすぎず、事実をただ社会に広めていこうとする男です。支援者とはまた違う、伝えるものとしての使命を全うする姿を、表現していきました。
また、このドラマを通じて、このテーマについて考える時間を持っていただけたら幸いです。