米アカデミー賞の国際長編映画賞、日本代表作品が「PERFECT DAYS」に決定

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役所広司が主演、ヴィム・ヴェンダースが監督を務めた映画「PERFECT DAYS」が、第96回アカデミー賞の国際長編映画賞の対象となる日本代表作品に選出。日本映画製作者連盟(映連)が本日9月4日、発表した。

「PERFECT DAYS」場面写真

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「PERFECT DAYS」ティザーポスター

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本作は東京・渋谷でトイレの清掃員として働く男・平山の日常をつづった作品。ファーストリテイリングの取締役・柳井康治がオーナーを務めるTHE TOKYO TOILET プロジェクトの一環として製作された日本映画で、「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」で知られるヴェンダースが監督した。役所は今年の第76回カンヌ国際映画祭で日本人の俳優として2人目となる男優賞を受賞している。

アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから、国際長編映画賞の日本映画代表を選出する依頼を受けている映連。映画人やジャーナリストなどで構成される選考委員は、8本あった申請作品から「PERFECT DAYS」を代表に選んだ。

「PERFECT DAYS」場面写真

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第96回アカデミー賞はアメリカ現地時間2024年3月10日に開催。国際長編映画賞は各国代表作品から5本のノミネート作が選ばれ、その中から受賞作が決まる。ノミネーションは2024年1月23日に発表。第95回ではドイツの「西部戦線異状なし」が受賞した。

ビターズ・エンドが配給する「PERFECT DAYS」は、12月22日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。10月23日に開幕する第36回東京国際映画祭ではオープニング作品として上映される。

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(c) 2023 MASTER MIND Ltd.

読者の反応

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ぼのぼの @masato009

『Perfect Days』って日本映画だったのか!( ゚д゚) ヴェンダースが監督だから、てっきり「日本を舞台にした日本の俳優が出る外国映画」だと思い込んでいた。「ヴェンダースが日本に招かれて撮った映画」なのね。 https://t.co/psbhiuzcYA

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