映画「
人類が生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚を失った“そう遠くない未来”を舞台とした本作。“加速進化症候群”のアーティスト、ソール・テンサーは体内に生み出す新たな臓器にパートナーのカプリースがタトゥーを施し摘出する前衛ショーを行い、チケットが完売するほどの人気を博していた。そんな中、政府は人類の誤った進化と暴走を監視するため“臓器登録所”を設立。そしてソールのもとに、生前にプラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる。
クローネンバーグは映像の中で、8年ぶりの新作長編となる本作を「人が自分自身の体に対して犯す罪について描いています」と紹介し、「アートが予言的だとは思いませんが、SFというジャンルであれば偶発的に予言になり得ることもあります」とコメント。モーテンセンは「カプリースとテンサーは深い共存関係を築いていて、それは信頼や尊敬、純粋な愛情から生まれたものです」と語っている。そのほか
「クライムズ・オブ・ザ・フューチャー」は8月18日に全国で公開。
tAk @mifu75
クローネンバーグが新作で描いたのは「人が自分自身の体に対して犯す罪」(特別映像あり) https://t.co/pXVt32k5lF