NHKの特集ドラマ「軍港の子 ~よこすかクリーニング 1946~」に
終戦直後の神奈川・横須賀を舞台に、戦争孤児が自分たちの力だけで生き抜こうとする姿を描く本作。空襲で母を亡くし、戦後の横須賀でクリーニング店を営む親戚の家に引き取られた主人公・小川今日一(きょういち)を、連続テレビ小説「らんまん」の
三浦が演じたのは、
岡部は今日一の母・良枝の叔父である川合雄造を演じた。雄造は身寄りのない今日一を引き取るが、川合家の4人の子供たちを育てるだけで精一杯で、苛立ちをぶつけてしまう。
仲野は戦場で左足を失ったあとに復員した元軍人・井上勝利に扮する。自分だけが生き残ってしまったことに罪悪感を抱え、価値観が変わってしまった戦後の日本に居場所を見つけることができず苦しむ男だ。
松岡は米兵相手の娼館で働くミサ役で出演。親を亡くした孤児たちの身の上を案じており、今日一たちの面倒を見るようになる。誠司を娼館の2階に住まわせている。
田中は今日一の母・小川良枝を演じた。横浜で今日一の父とともにテーラーを営んでいたが、夫は戦争に行ったまま戻らず、着物をモンペに仕立て直すなど細かい仕事で生計を立てる。横浜大空襲の日、避難の途中で火災に巻き込まれる。
今回のキャスト発表に際して、小林は「大人の役はどなたが演じるだろうと思っていたので、出演されるキャストのみなさんのことを聞いて気持ちが燃えあがりました」「寄り添ってくれる大人、容赦のない大人、狂った大人、無力な大人…それぞれのシーンは特別で、戦後の時間をともにした戦友のようだとも感じました」とコメントしている。
西田彩夏が原作を手がけ、連続テレビ小説「なつぞら」の大森寿美男が脚本、ドラマ「大奥」の田島彰洋が演出を担当した「軍港の子 ~よこすかクリーニング 1946~」は、NHK総合で8月10日の22時より放送。
※高橋來の高は、はしごだかが正式表記
特集ドラマ「軍港の子 ~よこすかクリーニング 1946~」
NHK総合 2023年8月10日(木)22:00~23:13
小林優仁 コメント
「軍港の子」の大人の役はどなたが演じるだろうと思っていたので、出演されるキャストのみなさんのことを聞いて気持ちが燃えあがりました。
そして、撮影現場でお会いするとお芝居と存在感がリアルで「1946年の時代に生きている!」と感じられました。
寄り添ってくれる大人、容赦のない大人、狂った大人、無力な大人…それぞれのシーンは特別で、戦後の時間をともにした戦友のようだとも感じました。
視聴者のみなさんにも、自分がこの時代に生きていたらどんな生き方をしたのか。想像しながら、見てもらえたら嬉しいです。
くへおじさん𝕏 @kuheojisan
三浦誠己、岡部たかし、仲野太賀、松岡茉優、田中麗奈がドラマ「軍港の子」に出演(コメントあり) https://t.co/TixuYav6YG もう終戦記念ドラマの季節なんだね…