最狂の承認欲求モンスター誕生、「シック・オブ・マイセルフ」公開決定

映画「Sick of Myself（英題）」が、「シック・オブ・マイセルフ」の邦題で10月13日より公開されることがわかった。

本作は何者にもなれない主人公シグネが嘘や誇張を重ね、人に注目されるための術を追い求めるあまりに自身を見失っていくさまを描いた“セルフラブ”ストーリー。クリスティン・クヤトゥ・ソープが承認欲求の強い女性シグネを演じた。監督は本作が長編2作目となったクリストファー・ボルグリ。次回作はニコラス・ケイジを主演に迎え、「ミッドサマー」のアリ・アスターがプロデュースするA24製作映画「Dream Scenario（原題）」だと発表されている。

ティザービジュアルのデザインは大島依提亜が手がけたもの。「最狂の承認欲求モンスター誕生。」のコピーとともに、シグネが謎の薬を口にしようとするシーンが切り取られた。

「シック・オブ・マイセルフ」は東京・新宿武蔵野館、WHITE CINE QUINTO（ホワイト シネクイント）ほか全国で順次公開。

ストーリー（公式発表より引用）

シグネの人生は行き詰まっていた。長年、競争関係にあった恋人のトマスがアーティストとして脚光を浴びると、激しい嫉妬心と焦燥感に駆られたシグネは、自身が注目される「自分らしさ」を手に入れるため、ある違法薬物に手を出す。薬の副作用で入院することとなり、恋人からの関心を勝ち取ったシグネだったが、その欲望はますますエスカレートしていき──。