ドラマ「１８／４０」でW主演　深田恭子、福原遥を愛でる「かわいくて仕方がない！」

TBS系連続ドラマ「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」の制作発表が7月5日に東京・RAND表参道で行われ、キャストの福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、安田顕が出席した。

本作は、夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖と、恋を後回しにしてきたアラフォーのアートスペシャリスト・成瀬瞳子が歳の差を超えたシスターフッド（女性の絆）を築く物語。福原と深田が有栖と瞳子役でダブル主演を務め、鈴鹿は有栖と同じ大学に通う黒澤祐馬、上杉は美術品輸送専門のドライバー加瀬息吹、安田は有栖の父・仲川市郎に扮した。

TBSドラマ初主演の福原は「このような大役をいただけるとは思っていなかった」と喜び、「有栖は本当に普通の女の子。私は24歳なので、18歳の頃を思い出したり、周りに聞いてみたりしながら演じています」と役作りに言及する。同枠への参加は4作目だという深田は「火曜ドラマは人を明るくしてくれる。いろんな年齢の方に刺さる作品になっていると思います。皆さんに楽しくご覧いただけたらいいな」と笑顔を見せた。

主演の2人はこれが初共演。福原が「ずっとお姉ちゃんが欲しいと思っていたので、深田さんと姉妹のような関係で撮影できてうれしいです。たくさん支えてもらっています」と声を弾ませると、深田は「遥ちゃんがかわいくて仕方がない！ つい構いたくなっちゃいます。今朝も起きてすぐ連絡しました」と頬をゆるませた。

鈴鹿は「陽のエネルギーを持っていて、キャピキャピしている男の子」と自身の役どころに触れる。ダンスシーンの話題になると「人生初ダンスだったので、レッスンが始まってすぐは“世の中に出しちゃいけない”状態でした（笑）。今もがんばっている最中です」と練習に励んでいることを明かした。撮影の合間には福原、深田と一緒に踊っているそうで、深田は「3人でふざけて踊ってたら、央士くんがマンホールにアクセサリーを落としちゃって……」とつぶやき、2人や報道陣を笑わせていた。

上杉は「加瀬はいろんなことをあきらめてきた人間。瞳子さんと運命的な出会いをして、少しずつ前向きになっていきます。不器用な加瀬のことも応援していただけたら」とアピールする。安田は、娘役の福原と2008年放送のドラマ「エジソンの母」で共演経験があるが、当時の記憶はないという。「とにかく嫌われたくない」と彼女への思いを明かし、「めちゃめちゃ愛情を感じます。安田さんがいる現場は笑いが絶えないんです」と福原が話すと、「そう？ あら、よかった」と胸をなでおろした。

制作発表では、アーティストの仲衿香が制作したドラマのロゴが披露された。作品を見た福原は「ドラマのイメージそのもので、素敵です」、深田は「40歳でよかったなと思います」と大喜び。安田は「これ、おいくらなんですか……？」と恐る恐る尋ね、“けっこうする”とわかると「へえー！ 早く隠したほうがいいですよ！」と慌てた。

最後に深田は「年齢の離れた2人が、友情とは違う形で絆を築いていく姿を、皆さんに見守っていただけたら」と、福原は「背中を押してもらえて、勇気がもらえる作品だと思います」と視聴者に呼びかけ、イベントを締めくくった。

「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」は7月11日に放送スタート。毎週火曜22時から放送される。龍居由佳里と木村涼子が脚本を手がけ、福田亮介、松木彩、宮崎萌加が演出を担った。

火曜ドラマ「１８／４０～ふたりなら夢も恋も～」

TBS系 2023年7月11日（火）22:00～
※初回は15分拡大