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全国上映を終え、一度きりのスクリーン上映復活に駆け付けたキャスト陣。松本は「無事にこの日を迎えられてホッとしているけれど、やっぱり少し寂しいです」、村山は「すごく寂しいです。最初の舞台挨拶から今日の最後の舞台挨拶まで、ずっとたくさんの方々に来ていただけて。本当にありがとうございます!」と吐露した。キャストの再集結を目に焼き付けようと、会場は幅広い世代のファンで埋め尽くされ、親子連れも多数参加。キャストは集まったファンの「見たい!」という声に応えて、劇中のシーンを再現することに。松本、村山、大地演じるGUTS-SELECTの隊員と中村演じるディナスが強大な敵になすすべなく苦悩しながらも、仲間の絆を信じて立ち上がる感動の場面を本編さながらに披露した。演技が始まると、作品への思いがあふれた中村が涙を流す場面も。「何度もやって来たけど、これが最後なんだなと思って」と声を詰まらせながらも、声援を受けながら演じ切り、大きな拍手を浴びた。
蕨野はイベント中盤、会場からの「ゲントさん!」という大きな呼び声に応えて登場した。昨年「ウルトラマントリガー」から「ウルトラマンデッカー」へのバトンタッチを果たしたイベントを思い出し、松本が「当時はすごく緊張したのを覚えています」と語る中、蕨野は「緊張は……してないですね」とコメント。ゲントとして子供たちの前に登場するのはこの日が初となった彼は「皆さんとお顔を合わせてブレーザーの魅力を語れることをうれしく思います」と喜ぶ。蕨野は長いウルトラマンの歴史を背負って変身することへの思いを語り「今年は“俺が行く。”」と口上に絡めて力強く宣言。すると松本が「俺も行かせてください!」と乗っかり、すかさず蕨野も「一緒に行くか!」と応え、新旧主人公で和気あいあいとしたやり取りを見せた。続いて蕨野が丁寧な解説で変身ポーズを教え、「俺が行く。」というかけ声に合わせ会場のファンとともに変身ポーズを披露。たどたどしい場面も見せつつなんとかポーズを決め、会場からは笑いとともに温かい拍手が贈られた。
デッカーのキャスト陣はウルトラマンの先輩として、蕨野を激励。松本は「僕、なんかヒーローの先輩感ないですよね(笑)。ゲントさんの風格がすごいので」とおどけつつ、「これからヒーローとしてたくさんの声援を受ける幸せな瞬間がたくさんあると思います。子供たちを笑顔にしてください!」と力強いエールを贈った。
イベントには、テレビシリーズの第14話、第15話でデッカー・アスミを演じた
最後に、これから新たにウルトラマンを背負っていく蕨野は「今まで皆さんが紡いできたものが、今もウルトラマンとして存在するんだと思います。『ウルトラマンブレーザー』を明日の活力にしていただけるようがんばっていきます」と意気込む。そして松本は「1年間ありがとうございました。さまざまなイベントで、全国のファンの皆さんと会うことができて、すごくウルトラマンになってよかったなと感じました! コロナ禍でファンの皆さんが声が出せない時期でも、“ウルトラチャージ”などを通して本当に力をもらっていました。デッカーは笑顔じゃなきゃいけないので、最後は笑顔でバイバイしたいと思います。ありがとうございました!!」と語り、イベントを締めくくった。
映画ナタリー @eiga_natalie
ウルトラマンデッカーからブレーザーへ、松本大輝は蕨野友也に「風格がすごい」
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