映画「
広瀬が鑑賞後の観客に「映画、どうでしたか?」と問いかけると、会場からは大きな拍手が湧き起こる。続けて「観た人の感想がそれぞれ違っていて、『皆さんにどう届くのか』ということが、いい意味でわからなくなっているんです。すごく複雑な気持ちになる人もいれば、なんだか清々しい気持ちになる方もいらっしゃいましたし、これから周りの人がどんな反応をしてくれるのか楽しみです」と笑顔で伝えた。大西は「完成披露試写会のときに観に来てくれた(同世代の)友達が、『公開したらまた観に行きたい』って言ってくれて、男子高校生も含めたいろんな層が楽しめる映画になったのかなと思ってうれしかったです」と素直な思いを口にした。
本作が長編の実写映画初出演となる當真は「すごく緊張してます」と初々しい表情を見せ、「公開初日の朝に観に行ってくれた私のおばあちゃんからLINEがきて、こんなに大きなスクリーンに私の顔が映っているのが不思議で仕方ないと感想をもらいました」と話す。また彼女が「公開前から映画館の席がどれぐらい埋まってるかなって(チケットサイトを)見たりしてました」と明かして共演者を驚かせると、前田は「(作品を)背負ってくれてるんですね」とうれしそうにほほえんでいた。
「どの榊さんにときめいた?」という質問が飛ぶと、戸塚は「むすっと料理をする姿ですね。目が怖くて……。でもちょっとMなところがあるんで、そういう強い女性にぐっときました」と笑みをこぼす。當真は「直達くんと腕相撲をしている榊さんがすごく好きで、ときめきました。心からその瞬間を楽しんでいる表情に惹きつけられました」と答え、広瀬は「ありがとうございます」と照れながら感謝を述べた。
イベント終盤には、6月19日に25歳の誕生日を迎える広瀬を祝うサプライズ演出も。BGMに合わせて戸塚がバースデーソングを口ずさむ中、広瀬は運ばれてきたケーキを見て「この作品の思い出がまた1つ増えて幸せです」とコメント。今後挑戦したいことを聞かれると、「今回はOL役だったけど、仕事のシーンはないんです。働く女性を演じた経験は少ないほう。10代でしか演じられなかった役もすごく多かったんですが、20代半ばでしか演じられない役をやってみたいし、すごく楽しみです」と真摯に言葉を紡いだ。また10代の大西と當真に対しては「私が10代の頃に共演した同世代の仲間たちは、今も飾らない自分を見せられる貴重な存在だな、助けられているなと思う瞬間がたくさんあるので、(2人も)仲良くしてください!」と先輩として優しくアドバイスを送った。
「水は海に向かって流れる」は全国で公開中。
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