「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」ニコラが絵から飛び出し動き回る、本編シーン解禁

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フランスのアニメーション映画「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」より、本編映像の一部がYouTubeで公開された。

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」より、作家のルネ・ゴシニ。

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」より、作家のルネ・ゴシニ。

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「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」ポスタービジュアル

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」ポスタービジュアル[拡大]

フランスで50年以上愛され続ける児童書「プチ・ニコラ」シリーズをもとにした本作。原作者である作家のルネ・ゴシニとイラストレーターのジャン=ジャック・サンペの人生に「プチ・ニコラ」の物語を交え、子供時代へのノスタルジーと創作の喜びを描く。同書を初めてアニメ映画化するにあたり、サンペはグラフィッククリエイターとして参加した。本作は2022年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞となるクリスタル賞に輝いている。

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」より、イラストレーターのジャン=ジャック・サンペ。

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」より、イラストレーターのジャン=ジャック・サンペ。[拡大]

解禁されたのは、小さなアトリエでいたずら好きのキャラクター・ニコラに命が吹き込まれるシーン。1955年のパリ、タイプライターを前に悩むゴシニがイラストのニコラに話しかけると、モノクロのニコラに色が付く。そしてサンペが描くイラストが生き生きと動き始め、ニコラの家に初めてテレビが来た日のにぎやかな家族の1コマが、色鮮やかな映像で展開していく。このシーンに登場するテレビの配達人の声は、本作の監督バンジャマン・マスブルが担当した。

原作者2人の世界と「プチ・ニコラ」の世界を描くことについて、マスブルは「ニコラの世界に関しては、線画も背景も完全に具象化しないという原作イラストに可能な限り忠実に描くことにこだわった」と説明し、もう1人の監督アマンディーヌ・フルドンは「そのため原作者のサンペに私たちのドローイングを見せて承認してもらうことが重要になった」と振り返る。作者たちの物語の部分では完全に色を付け、それとは対照的に「プチ・ニコラ」の部分では、原作本に合わせたワイドショットを使って“未完成の水彩画”と紙のようなテクスチャにこだわった。マスブルは「映画のリアリティ(作者たちの人生)から空想の世界(『プチ・ニコラ』の世界)へのシフトが可能になった」と手応えを明かしている。

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」は6月9日より東京・新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国で順次公開。日本語吹替版では堀内賢雄、小野大輔、小市眞琴、井上喜久子、三上哲がキャストに名を連ねる。

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(c)2022 Onyx Films – Bidibul Productions – Rectangle Productions – Chapter 2

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映画『 プチ・ニコラ パリがくれた幸せ 』公式 6月9日公開 @petitnicholas06

\ご紹介🎥/

✨本編映像解禁✨
公開に先駆けて、少しだけですが、本編映像をお楽しみください😊🍀🇫🇷💖🚲 (日本語字幕版)

「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」ニコラが絵から飛び出し動き回る、本編シーン解禁 https://t.co/AqEbyx3NfH

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