ベン・フォスターがユダヤ人ボクサー演じた「アウシュヴィッツの生還者」予告公開

「レインマン」のバリー・レヴィンソン監督作「アウシュヴィッツの生還者」より、予告編と新たな場面写真が到着した。

アウシュヴィッツからの生還者の息子が、父の半生について書き上げた実話をもとにした本作。ナチスの収容所から生還しボクサーとして活躍する主人公ハリー・ハフトは、生き別れになった恋人レアを探していた。彼は「自分が生き延びた理由は、ナチスが主催する賭けボクシングで同胞のユダヤ人に勝ち続けたからだ」と告白し、一躍時の人に。その後引退し別の女性と新たな人生を歩んでいたハリーだが、レアが生きているという知らせが届くのだった。ハリーをベン・フォスターが演じた。

YouTubeで公開された予告編には、賭けボクシングで“ユダヤの野獣”と揶揄されながら、同胞のユダヤ人らと戦うハリーの姿を収録。収容所に連行される恋人が「助けて！」と叫ぶさまも映し出された。場面写真は10点解禁。険しい表情のハリーが鏡の前でウォーミングアップする様子などが切り取られた。

「アウシュヴィッツの生還者」は、8月11日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。ヴィッキー・クリープス、ビリー・マグヌッセン、ピーター・サースガード、ダル・ズーゾフスキー、ジョン・レグイザモ、ダニー・デヴィートがキャストに名を連ねた。