2017年に、ハリウッドを発端に巻き起こった#MeToo運動を題材とする映画「
「アシスタント」では、映画プロデューサーを目指して大手エンタテインメント会社で働き始めた、若く野心ある新人アシスタント・ジェーンの1日を通して、映画業界を舞台にしながら、さまざまな職場が抱える問題とヒエラルキー最下層の人々に共通する経験が浮き彫りになる。夢の仕事に就いたはずだったジェーンをNetflixシリーズ「オザークへようこそ」の
セリフがほぼなく、淡々と働くアクションとわずかな表情の変化だけで女性の感情の揺れを表現した同作。予告編の中で、ジェーンは「下っ端だから」「女性だから」と、目に見えない差別による役割分担とルーティンに追われ、少しずつ自尊心を奪われ無力感を覚えていく。そんな折に、会長の許されない行為を知った彼女が、人事部へ性的搾取の可能性を訴えるさまも映し出されていく。
あわせて到着したポスタービジュアルには、戸惑いの表情を浮かべるジェーンの姿に「わたしは どうする?」とコピーが添えられた。
「アシスタント」は、6月16日より東京・新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開。「ジョンベネ殺害事件の謎」を手がけたドキュメンタリー映画作家の
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『アシスタント』
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