DC映画「ザ・フラッシュ」吹替版に細谷佳正が参加、山寺宏一と小原雅人はバットマンに

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DC映画「ザ・フラッシュ」日本語吹替版に細谷佳正山寺宏一小原雅人が出演する。

左から細谷佳正、山寺宏一、小原雅人。

左から細谷佳正、山寺宏一、小原雅人。

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「ザ・フラッシュ」最新ポスタービジュアル

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本作は時空を超えてDCヒーローたちが交錯するタイムループアドベンチャー。地上最速のヒーロー“フラッシュ”ことバリー・アレンが幼い頃に亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うべく、過去を改変する。

このたびエズラ・ミラー演じるフラッシュの声を細谷が担当することが決定。また本作には「バットマン」「バットマン リターンズ」で主演を務めたマイケル・キートン演じる“伝説”のバットマンと、「ジャスティス・リーグ」でフラッシュをヒーローにスカウトしたベン・アフレック演じるバットマンが登場することが明らかになっており、山寺が“伝説”のバットマン、小原がバットマンにそれぞれ声を当てる。

「ジャスティス・リーグ」に続きフラッシュを演じる細谷は「フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは…ないですよね(笑)家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています」と述べ、「暗さや影を、他人に対して表したらメンドクサイ人になってしまうので、そうならないようにひょうきんに振舞っている人です。それなのにフラッシュ=閃光という名前があって、強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています」とつづった。

これまで数々の作品でキートンの吹替を担当してきた山寺は「この作品にマイケル・キートンがバットマンとして出演すると知り、自分にオファーが来る事を密かに期待していました」「映画史に残るとてつもない作品が出来たようです! 大スクリーンで観ないと後悔するであろうこと間違い無し! 熟年バットマンの活躍にも期待して下さい!!」とコメント。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」などでアフレック演じるバットマンに声を当ててきた小原は「何? またやるのベン?! じゃあ俺もやるよ! もちろん闇の住人を! 魂の芝居をぶつけます」と語った。

アンディ・ムスキエティの監督作「ザ・フラッシュ」は、6月16日に日米同時公開。

細谷佳正 コメント

率直な気持ちは「映画が無事に公開されてよかった」です。エズラ・ミラー氏の吹き替えを再び担当することに関しては、映画「ジャスティス・リーグ」と映画「ジャスティス・リーグ スナイダーズカット」で、過去に吹き替えをしているので、今回特に何かを思うということはなく、自分が引き続き担当することになるだろうと思っていました。フラッシュは、明るく人間味あふれるヒーローでは...ないですよね(笑) 家族の問題や、それによって形作られた性格は決して明るくないというか、彼に影を落としていると感じています。その暗さや影を、他人に対して表したらメンドクサイ人になってしまうので、そうならないようにひょうきんに振舞っている人です。それなのにフラッシュ=閃光という名前があって、強い光は濃い影を同時に生み出すのだなと、そこを面白く感じています。

山寺宏一 コメント

この作品にマイケル・キートンがバットマンとして出演すると知り、自分にオファーが来る事を密かに期待していました。また90年代に放送された「超音速ヒーロー・ザ・フラッシュ」でバリー・アレンを演じた経験もあるので、感慨深いものがあります。バットマンは、スーパーパワーは無いものの「復讐心」「莫大な富」「身体能力」「知性」を武器に悪と戦う、最高に魅力的な元祖ダークヒーロー! しかし、より個性的でよりダークなヴィランによって、その存在感が薄くなってしまう事も。ジャスティスリーグのリーダーであるにも関わらず、ストイックで自嘲気味で完全主義者な為、作品によってはそこを美味しくイジられたりもします。映画史に残るとてつもない作品が出来たようです! 大スクリーンで観ないと後悔するであろうこと間違い無し! 熟年バットマンの活躍にも期待して下さい!!

小原雅人 コメント

ジャスティス・リーグ公開後、確か2019年にベンがバットマン役を引退するというニュースを知りショックを受けた事を覚えてます。超人達をスカウトしたばっかりじゃん、これから始まるんでしょって。その後2021年にスナイダーカット版が配信され、これで最後かと諦めの境地でした。何? またやるのベン?! じゃあ俺もやるよ! もちろん闇の住人を! 魂の芝居をぶつけます。本作の見どころはやはり、過去を変えてしまったことによる時空の歪みが生じてからの展開と、30年ぶりに復活するキートンバッツらの奮闘、そしてエズラ・ミラー演ずる過去と現在の2人のバリーが対峙した時の絵面(エヅラ)ミラー(鏡)ではないでしょうか。私はこの“絵面”を推していきたいと思います。「ザ・フラッシュ」、期待しかありません。

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