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本作は任天堂のゲーム「スーパーマリオ」をベースに、米ブルックリン在住の配管工マリオが不思議な世界に迷い込み、離ればなれになってしまった弟ルイージを見つけ出すため冒険を繰り広げる物語。マリオに宮野、ルイージに畠中が声を当て、ピーチに志田、クッパに三宅、キノピオに関、ドンキーコングに武田が息を吹き込んだ。
4月28日に日本で封切られた本作は、5月8日時点で興行収入65億円を記録。全世界での累計は1500億円を突破した。記録を聞いた宮野は「世界で大ヒットしていると聞いていましたが、日本の皆さんもたくさん観てくださってうれしいです」「MX4D上映も体験したんですが、『スーパーマリオ』にぴったりだなと思いました。劇中でマリオが失敗したりすると、シートの背中がドンドンドンとたたかれる。マリオの気分で映画が観られるんです」と楽しそうに語る。
キャストが一堂に会したアフレコについて畠中は、「劇場作品でみんな一緒に録れることはなかなかないんです。だから今回マリオ(役の宮野)の姿を見ながら、そして全編を通してみんなで録れたのがすごいなと。一体感があって楽しかったです」と回想。宮野が「マリオたちがブルックリンで日常を過ごしている、等身大の2人から作っていけたのがよかったね」と言うと、畠中は「ルイージはお兄ちゃんのことをずっと信じている。その部分は徹底して、お兄ちゃんへのありったけの気持ちを込めて演じさせていただきました」と述懐した。
志田は「ゲームの中とはひと味違ったピーチ。お姫様らしいところもあれば、勇ましいところもあって、いろんなピーチが凝縮されています」とアピールし、三宅は「アフレコ収録時のオーダーでは、『とにかくピーチだけを見ていてくれ』と。なので僕はピーチだけをひたすら頭の片隅に、目の中心に置いていました。ただピーチへの思いが強すぎて、ちょっと子供っぽくなりすぎたり。いろいろ相談しながら録り直して完成形になったんです。なのでかわいいクッパと怖いクッパ、どちらも楽しんでもらえたら」と魅力を伝えた。
また関が「制作スタッフさんがみんなとにかく『スーパーマリオ』を愛していて、温かかったです。彼らの考えるキノピオ像を具現化してほしいということで、時間を掛けてじっくりと作っていった。ただびっくりしたのは、彼らの考えるキノピオは17・8歳という青年のイメージだったということ。なので、あんまりかわいくなりすぎないようにしました。もっとかわいくすることもできたんですけどね!」と自信いっぱいに話し、宮野から「どんなマウントなんですか! 『僕かわいいでしょ』マウントですよ!」とツッコまれるシーンも。続く武田は「ドンキーコングはとてもパワフルで、どこかしら子供っぽくて短気。激しい感情があるものの、それをそのままセリフに出してしまうと怖いキャラクターに見えてしまうかもしれないと、音響監督と話しました。だからバーッと(気持ちは)出すけど、どこかしら愛嬌があるようにしました」と調整に苦労したことを明かした。
後半にはアンバサダーの
最後に宮野が「プレッシャーを感じながらアフレコに臨みました。ただ、会話の部分や相手に立ち向かっていく部分は、自分たちが思う感情でアフレコをしています。(オリジナル版脚本とは別の)日本語版用の脚本が用意されていましたし、“特別日本語版”として楽しんでもらえるよう作りました。我々の『スーパーマリオ』もぜひお楽しみください」と呼びかけ、イベントは幕を閉じた。
実況つぶやきマン @JKTweetMan
@eiga_natalie 一枚目の写真、七瀬ちゃん妊娠したんか!?と一瞬思ったのは内緒だ。