技能実習生にスポット当てた社会派ブラックコメディ「縁の下のイミグレ」6月公開

映画「縁の下のイミグレ」が6月30日に公開。メインビジュアルが到着した。

近藤秀将による書籍「アインが見た、碧い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語」を原案とする本作は、技能実習生にスポットを当てた社会派ブラックコメディ。劇中では日本に夢を抱いてやってくる技能実習生の少女ハイン、彼女の窓口となる監理機関や受け入れ企業、手続きをつかさどる特定行政書士、海外労働者を推奨する政治家など、技能実習生を取り巻く人々の悲喜こもごもが描かれる。

貧しい家族を支えるため発展途上国から日本にやって来たハインをモデルとしても活動するナターシャが演じ、彼女をサポートする青年・土井役で映画「東京リベンジャーズ」シリーズなどで知られる堀家一希が出演。中村優一、猪俣三四郎、マギー、ラサール石井もキャストに名を連ねた。

「君たちはまだ長いトンネルの中」のなるせゆうせいが監督と脚本を担当した「縁の下のイミグレ」は東京・池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開。