仲里依紗、森田剛、高橋和也、クリスタル・ケイ、松尾貴史らが「白鍵と黒鍵の間に」出演

池松壮亮主演作「白鍵と黒鍵の間に」の追加キャストが発表された。

南博の回想録をもとにした本作では、彼をモデルにした主人公を「南」と「博」という2人の人物に分け、昭和63年の東京・銀座のキャバレーを舞台に、2人のピアニストの運命が交錯する一晩が描かれる。才能にあふれているが、夜の世界のしがらみにとらわれて夢を見失っている南と、ジャズマンになる夢に向かって邁進する若きロマンチストの博。その両人を池松が1人2役で演じる。

このたび出演が発表されたのは11名。博の大学時代の先輩で、クラブでは南のバンド仲間でもあるピアニスト・千香子役に仲里依紗、南と博を翻弄する刑務所上がりの謎の男“あいつ”役に森田剛、ギャンブル狂でお調子者なバンドマスター・三木役に高橋和也、高いプライドと実力を持つアメリカ人ジャズシンガー・リサ役にクリスタル・ケイ、銀座を牛耳るヤクザの会長・熊野役に松尾貴史が扮する。

また、サックス奏者の松丸契が博と互いの才能を認め合うK助役で映画初出演を果たす。そのほか川瀬陽太、杉山ひこひこ、中山来未、佐野史郎、洞口依子が出演する。YouTubeでは、テアトルシネマグループの一部劇場に導入された音響システム・odessaと本作がコラボレーションした特別映像が公開中だ。

「白鍵と黒鍵の間に」は10月6日より東京・テアトル新宿ほか全国で公開。監督は「南瓜とマヨネーズ」「素敵なダイナマイトスキャンダル」の冨永昌敬が務め、「ムーンライト・シャドウ」の高橋知由とともに脚本を手がけた。