トポルが「屋根の上のバイオリン弾き」語る、「映画に必要なのはカメラのための演技」

ドキュメンタリー映画「屋根の上のバイオリン弾き物語」より、俳優トポルのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の成立過程に迫る本作。1970年の映画版の監督であるノーマン・ジュイソンや主人公テヴィエ役のトポル、音楽を手がけたジョン・ウィリアムズが出演した。

今年の3月8日に87歳で死去したトポル。映像の中で彼は「映画に必要なのはカメラのための演技。劇場の最後列ではなく、数メートル先のカメラのための演技が必要だ」と述べ、「いわば翻訳のような感覚で、舞台のシーンを映画に置き換えた」と語っている。

「屋根の上のバイオリン弾き物語」は3月31日に東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺で公開。ジェフ・ゴールドブラムがナレーションを担当し、ダニエル・レイムが監督を務めた。