アニメ映画「
イベントでは、本作を通して3人がそれぞれ知った新たな一面を語り合う場面も。岡山は「山田さんは、あまりいないタイプ。アフレコでうまくいかない瞬間があっても、あー! なんでだー!って自分をさらすので、みんなが応援したくなっちゃう人です」と言及。間宮は「天音はもともとアニメ映画に思い入れが深いのもあって、ものすごく努力家でストイックだなと思った。でも筋トレをすると落ち着くらしくて(笑)。イメージと違うかもしれませんが肉体派な俳優なんです」と明かし、岡山を照れさせる。そして山田が間宮について「動物的なイメージ。虎っぽいよね?」と表現すると、間宮は「(阪神)タイガースファンだもん」と返答。山田は「虎に寄っちゃったんだ(笑)。でもその動物的感覚をいろいろな現場で感じる中で、ものすごく冷静な彼もいるんですよね。感覚派かと思っていたら思考派でもあり、両方が共存している。どっしりして見えるし、歳下ですけど僕より大人っぽく見えてうらやましい」と述べた。
また音響監督も務めた立川は、3人の声についてそれぞれ語った。山田には「大の声は強くまっすぐなイメージでした。原作の石塚先生からはどこかにかわいらしさを秘めてほしいと言われていましたが、それが山田さんの声にドンピシャ。少し朴訥で、仙台から上京してきたような感じもする。絶妙なバランス」と絶賛。間宮には「本当にイケメンボイス。原作だと雪祈がモテている描写がけっこうあるので、モテそうな声がぴったりでした」と評価し、岡山にも「玉田は一番感情豊かに描いたつもり。玉田がいることで周りも本音をぶつけてくれて、物語のいい味付けになってくれています」と感謝する。
さらに登壇者たちに宛てて石塚から手紙が。「描いているマンガが映画になるのは多くのマンガ家が夢見ることで、でもそれは願っても簡単に叶うことではありません。ましてやジャズのマンガ。奇跡でも起こらない限り、アニメ化は無理だと僕自身思っていました」と喜びや感謝がつづられており、山田は「原作の先生がどう思うかはめちゃめちゃ気になるところ。先生が思っているものを映し出せたならうれしいですし、ありがたいです」と喜びを噛み締める。最後に山田は「言葉で表そうとすればするほど小さくなるんじゃないかと思うぐらい、この『BLUE GIANT』という作品は大きな力を持っています。観に来た人しか持って帰れない感想が絶対にあるはず。皆さんの魂を全力で(感想の)文章にぶつけて、この映画を青く大きく光る炎のような作品にしてもらえたら」と呼びかけた。
「BLUE GIANT」は全国で上映中。
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のんちゃん @kamikilittledj
お衣装 ブルーで合わせられてるの、素敵...!❤︎
山田裕貴は“応援したくなっちゃう人”、「BLUE GIANT」アフレコで共演者に見せた姿 https://t.co/vPh6TbBmw5