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本作では、脳卒中で倒れて体の自由が利かなくなった父・アンドレに、安楽死の手伝いをしてほしいと頼まれた娘・エマニュエルの葛藤が描かれる。
映像の中で、オゾンは原作を手がけたエマニュエル・ベルンエイム本人から映画化を打診されたことがあったが、当時は見送ったと明かす。そして自身が年齢と人生経験を重ねたのをきっかけに「作品の理解も深まり、エマニュエルのために彼女の経験を共有したかった」と映画制作に踏み切ったと伝える。
さらに主要キャストのマルソーについては「大好きな俳優だし、彼女なら主人公にふさわしい」と言及する。本作を鑑賞する観客には「強い感情と複雑な感動を共有して、各自が自分で考える機会にしてほしい。自分ならどうする?とね」とメッセージを送った。
「すべてうまくいきますように」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamura ル・シネマほかで上映中。
ルートヴィヒ白鳥王 @lohengrin_lud
自分ならどうする?フランソワ・オゾンが安楽死テーマの監督作を語る(動画あり)
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