兵頭功海が“記憶代理人”から名刺を受け取る「消せない記憶」特報到着

「Wiz／Out」「リバースダイアリー」の園田新が監督を務めた「消せない記憶」の公開日が3月31日に決定。あわせてポスタービジュアル、特報、場面写真が解禁された。

本作は舞台俳優・西潤一とミュージシャン・神崎優衣の関係を軸に描かれるSFラブストーリー。路上パフォーマンスを通じて出会った2人は次第に惹かれ合うが、あるすれ違いをきっかけに西が失踪する。行方を追う中で優衣が出会ったのは、彼の“記憶代理人”を名乗る人物だった。西を兵頭功海、優衣を桃果が演じている。

YouTubeで公開された特報には、西が記憶代理人から名刺を受け取るシーンのほか、西と優衣の何気ない日常が映し出される。場面写真には、花屋で対面する2人や路上でギターを弾く優衣の姿が切り取られた。

作品について園田は「企画から実に15年もの長い年月をかけて、ようやく形にすることができました。コロナ禍での映画制作は困難の連続でした」と明かし「大切な人との時間をもっと大切に思ってもらえるような作品を目指して作りました」とコメントしている。

「消せない記憶」は、東京・シモキタ - エキマエ - シネマ「K2」ほか全国で順次公開される。

園田新 コメント

企画から実に15年もの長い年月をかけて、ようやく形にすることができました。コロナ禍での映画制作は困難の連続でしたが、スタッフ、キャスト、クラウドファンドで応援してくださった方々など、沢山の方に支えられて劇場公開まで辿り着くことができました。
「特別じゃなくても、何気ない時間が奇跡だって気づいた」という本作のコピーにもあるように、制作期間中に私自身も大切なものを失い、かけがえのないものの存在を強く意識させられました。
映像と音楽が様々な感情や記憶を呼び起こし、大切な人との時間をもっと大切に思ってもらえるような作品を目指して作りました。ちょうど桜の季節、新しい出会いと別れ、何かが始まる予感がする時期の公開となります。是非、沢山の方にご覧いただけますと幸いです。