アニメーション映画「
賀来は封切りを迎え「アフレコではたくさんの方々にご指導いただきながら、こだわりにこだわって何十テイクも重ねて、全員が納得するまでとことん妥協せず作って、映像も音楽もものすごいクオリティの仕上がりになりました。携わった者としてやっと公開できたという思いです」と感無量の様子。浜辺は「原作を読んだときに、いち読者として、この作品を劇場版としても観てみたいなと心待ちにしていました。何年も前から制作が始まっていたこともお伺いしていたので、この映画が公開できてこれから広がっていくことのうれしさを感じています」と喜びを語った。
声のキャストである
両国のため暗躍する謎多き存在・ライララを演じた沢城は「敵なのか味方なのか、そもそも女なのか男なのかわからないような非常に魅力的なキャラクター。あのマントの中には熱い思いがある、人を思える、想像力がある人なんだろうなと思って、そんなところが淡々とした中ににじんで音色から伝わったらいいなと思って演じさせていただきました」と役を振り返る。また「浜辺さんの声の入ったサーラがもうかわいくて……。あのたわわなほっぺをふわっと包み込んであげたくなるような瞬間がいっぱいありました! ナランバヤルは原作のときから地味にかっこいい男だと思っていたのですが、賀来さんの声が入って“超地味に超かっこいい”感じが香り立つようで、映画を観てまたファンになってしまいました!」とコメントする。
イケメン俳優にして左大臣のムーンライト=サラディーンを演じた神谷は、賀来と浜辺について「アフレコでご一緒させていただいたときからすっごくいいと思っていました」と称賛し、「アニメは総合芸術。『金の国 水の国』という作品は、この先何十年も残る映画になったと思う」「そんな作品に、賀来さん、浜辺さんとともに僕の名前がクレジットされていることを心から幸せに思います」とあふれる思いを伝えた。そして「この作品は、恋という人間の最小単位で生まれる感情が愛に変わり、やがて国をも動かす物語です。何かを動かすにはまず自分が変化しなくてはなりません。もしこの作品を観て皆さんの心に変化が生まれていたら幸いです。次は心を動かしたい誰かと一緒に観に来てください」と観客へメッセージを送った。
最後に渡邉は「絵や声や音楽や美術など、すべて原作の世界観を表現できるように、よりよい映画になるように、精魂込めて作らせていただきましたので、楽しんでいただけたら。優しい気持ちを持ち帰っていただけたらと思います」と挨拶。浜辺は「人の気持ちは伝染すると思っていて、この映画が皆さんに広がっていくこともそうですし、映画のキャラクターたちの優しさや人を思う温かさがお客様に伝わって、それがさらにお知り合いにも伝わって……という輪がまた広がることを祈っております」と述べ、賀来は「今はいろんなことが起きている時代で、怖いこともあれば、明日どうなっちゃうんだろうと考えてしまうこともあります。ですが不安定な時代だからこそ、こういう優しさに包まれた映画を、この優しい輪を、皆さんにぜひ体感していただきたいなと思っています」と語ってイベントを締めた。
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【イベントレポート】賀来賢人と浜辺美波を「金の国 水の国」共演者が称賛、神谷浩史は「心から幸せ」 https://t.co/r5RvHiSVYa