“右腕”が語るジェームズ・キャメロン作品の共通点「スーパーヒーローを描いてない」

「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」のプロデューサーであるジョン・ランドーらのインタビューコメントが到着した。

「アバター」から約10年が経った神秘の星パンドラを舞台にした本作。家族を築いた元海兵隊員ジェイクが、再び現れた人類に神聖な森を追われ、子供たちを守るために戦うさまが描かれる。

「タイタニック」などで25年以上にわたってキャメロンと組んできたランドーは「彼の作品では、特別な能力を持っているようなスーパーヒーローは描いていない。だから誰もが自分事として考え、共感することができる。観客には、作品を観てヒーローになった気持ちになってほしい」と作品に込めたメッセージに触れた。

またジェイク役のサム・ワーシントンが「僕たちは皆、自分たちの仲間、あるいは自分を慰め自信を与えてくれる人たち、そしてそこから学べる人たちを探している」と語るように、作中ではジェイク一家が“海の部族”に身を寄せていく。キャメロンは「視聴者が気になるのはストーリーであり、キャラクターであり、その映画を観て自分がどういう気持ちになるかだと思っている。私は毎日そのことを考えているし、何よりも大切にしている」とクリエイターとしての思いを明かした。

「アバター：ウェイ・オブ・ウォーター」は全国で公開中。