実写×アニメで2つの世界描く「ワンダーハッチ」ディズニープラスで配信、中島セナ・奥平大兼ら出演

ディズニーが贈るオリジナルファンタジーアドベンチャー「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」が、2023年冬にディズニープラスで独占配信される。

これは現在シンガポールで開催中の「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2022」内で発表されたもの。同作では、現実世界とドラゴンライダーたちが住む異世界を舞台にした冒険物語が、実写とアニメーションの融合で描かれる。

作品全体の監督は「東京喰種 トーキョーグール」の萩原健太郎が務め、アニメーション監督は「ONE PIECE STAMPEDE」の大塚隆史、キャラクター原案・コンセプトアートは「約束のネバーランド」の出水ぽすかが担当。脚本は藤本匡太、大江崇允、川原杏奈が手がけた。萩原は「子供の頃から大好きなファンタジー作品を同じくらい大好きなディズニーで、しかもオリジナルで制作できるなんて僕自身まだ夢の中にいるようです」と心境を明かす。

そして、中島セナが現実世界で生きる女子高校生・ナギ、奥平大兼が異世界に暮らす少年・タイムを演じる。演技初挑戦のエマニエル由人がナギの親友・ソン、新田真剣佑がタイムが憧れるドラゴンライダーのアクタに扮する。本日行われた本作のプレゼンテーションには、新田とプロデューサーの山本晃久が参加した。

このたび出水が手がけたコンセプトアート、実写パートの場面写真が解禁。YouTubeでは、本編の一部やメイキングを収めた特別映像が公開された。

萩原健太郎 コメント

構想から約5年、ようやく「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」を発表出来ることに大変興奮しています。子供の頃から大好きなファンタジー作品を同じくらい大好きなディズニーで、しかもオリジナルで制作できるなんて僕自身まだ夢の中にいるようです。西洋の文化をベースにせず、少数民族を含めた様々な東洋の文化とモチーフを取り入れたアジア発の新しいファンタジーを目指しました。さらにそこに日本が誇るアニメを融合させるという前代未聞の作品となっております。スタッフ、俳優たちと想像力をフル回転しながら絶賛撮影中です。配信開始を楽しみにお待ちください。

大塚隆史 コメント

アニメーションと実写の世界観が融合・交錯する世界観とドラマに、とてもわくわくしながら企画書や脚本を読みました。その壮大な世界観をどうやってアニメーションに落とし込むかを、集まってくれたアニメーションスタッフみんなで楽しく考え、アイデアを出し合っています。日本の2Dアニメーションがこれまでに培ってきた技をふんだんに込めて、アニメーションらしい世界観を表現し、面白い形での実写との別世界観を演出し、それぞれの異なった世界で存在する者同士が交流する不思議さを楽しんでいただけたらと思います。

出水ぽすか コメント

ワンダーハッチ情報解禁！ 発表を待ってました！ キャラクター原案・コンセプトアートで参加させて頂きました。
普段から好きなドラゴンたちのいる壮大なファンタジーの世界を土台に、これまであまり描いてこなかった東洋の民族テイストをかけ合わせたような不思議な組み合わせの世界観にワクワクしながら制作しています。さらに実写との融合です！ 実物大の武器の仮制作写真が送られてきたときには、本当に実写とアニメを同時に作っているんだと心踊りました。なによりワンダーハッチのタイトルが好きなのでワンダー叫んでいきます
お楽しみにー！