「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」「たまらん坂」などを手がけてきた
母の遺品整理でスカートを見つけた独身アラフォーの実佳は、小学校の同級生でバツイチ子連れの秋生と30年ぶりに再会。その夜、帰宅途中の実佳はアクシデントに見舞われるが、駆け付けてきた秋生はなぜかスカート姿だった。企画・プロデュース・主演を担当したのは、奥田瑛二監督作「少女・an adolescent」でデビューした俳優の
このたび小谷、小沢、木村からコメントが到着。小沢は「『夜のスカート』は、ある心残りを抱えた女性の物語です。人には大なり小なり後悔や喪失、行き場のない想いがあると思います。誰かの心にそっと寄り添い、抱きしめてあげられるような映画にしたいと思って作りました。一人でも多くの方に届く事を願っています」とつづった。ただいま予告編がYouTubeで公開中。
小谷忠典(脚本・監督)コメント
久しぶりに学生時代の仲間と集まった折、ある友人が8年間にわたる自身の母親の闘病生活について語りはじめました。そして話の締め括りに「でも、死に目には会えなかった」と彼女は言いました。看病疲れで寝込んでいる最中に母親は逝ってしまったそうです。私は彼女に何も声をかけることができませんでした。しかし、映画を作ろうと思いました。その無念さにつまびらかな輝きを感じたからです。
小沢まゆ(プロデューサー・主演)コメント
俳優は“待つ仕事”とよく言われます。魅力的な作品や役が巡ってくるのを待ちながら、その間学び、鍛え、自身を磨いています。ですが、沢山の俳優がいる中でそのようなチャンスが巡ってくることはそうそうありません。
ならば、演じたい役や作品を自ら動いて作ろう、出演者としてだけではなく最初から最後まで作品に関わりたい、それが映画をプロデュースしようと思った動機です。
「夜のスカート」は、ある心残りを抱えた女性の物語です。人には大なり小なり後悔や喪失、行き場のない想いがあると思います。誰かの心にそっと寄り添い、抱きしめてあげられるような映画にしたいと思って作りました。一人でも多くの方に届く事を願っています。
木村知貴(出演)コメント
これ見るとなんかあの人を思い出しちゃうんだよなぁって物がある。それをきっかけにその人の事を想う時、その場にその人は居なくても確かにその人を近くに感じる。観終わって、誰かを感じて貰えると幸いです。
伊藤さとり(映画評論家・映画パーソナリティ) @SATORIITO
小沢まゆ嬢の傑作。友達だからではなく、短尺ながら遊び心と切なさと目を背けてはいけないテーマを映画的なアプローチで記憶と後悔、再生、を柔らかに映し出す。小谷忠典監督の人柄が想像出来てしまう。
『夜のスカート』オススメです!
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