「ドキュメンタリー映画 100万回生きたねこ」「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」の
黒井千次の「たまらん坂 武蔵野短篇集」を原作とする本作の主人公は、女子大生のひな子。小雨降る秋の日、寺の境内を歩いていた彼女は、母の墓前に1輪のコスモスの花が供えられていることに気付く。母がこの世を去ってから17年、祖父母も鬼籍に入っており他人の影を感じることがなかったため不審に思うひな子。そのとき携帯電話が鳴り、父の圭一から飛行機の欠航により墓参りへ来られないことを告げられる。
ひな子を演じたのは、武蔵野大学在学中に抜擢され映画初出演を果たした
小谷は本作について「小説『たまらん坂』の映画化というよりも、小説の〈読書体験〉を可視化した作品となっています。ひとたびページをめくると、印刷された文字が波打って主人公ひな子の内面を満たし、光に闇に変化しながら、向かうべき私的な場所に彼女を誘います。皆さまに楽しんでいただけたら幸いです」とコメントしている。
YouTubeでは予告編が公開中。なお本作のクラウドファンディングが、1月12日いっぱいまでMotionGalleryにて実施されている。
※古舘寛治の舘は舎に官が正式表記
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小谷忠典の長編劇映画「たまらん坂」3月に公開、渡邊雛子や古舘寛治ら出演(動画あり / コメントあり)
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