本作では、東京から赴任してきた外科医“Dr.コトー”こと五島健助と、志木那島の人々の関わりを通して命の尊さが描かれる。
高橋は、大病院の御曹司で新米医師の織田判斗(おだはんと)役に起用された。判斗は勉強のため志木那島にやってきた人物で、軽薄そうな見た目と振る舞いから島民には受け入れられないが、物事を冷静に見る一面も持つ。
高橋は「あの世界観に自分が入れるのか…と思うと、気持ちが高ぶりました」と出演が決まったときの心境を言葉にする。役に込めた思いについては「ただ嫌な奴ではなくて『判斗みたいな人間もいるよな』と共感してもらえるようにと考えながら演じました」と語った。
監督の
なお明日10月7日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」では、高橋のインタビュー映像が放送予定だ。
山田貴敏による同名マンガをもとにした「Dr.コトー診療所」は、12月16日に全国公開。
※高橋海人の高は、はしご高が正式表記
高橋海人 コメント
出演が決まったときは「あの作品に出られるの!?」という気持ちでした。僕が4歳のときに始まったドラマですが、再放送を母と一緒に観ていたので、あの世界観に自分が入れるのか…と思うと、気持ちが高ぶりましたし、自分がいただいた役の重みを受け止めながら、自分にできることを一つ一つ、真剣に熱を持ってぶつかろうと思いました
僕が演じた判斗とコトー先生は、医療に対しての向き合い方がまったく違って、判斗自身は現実主義でマニュアルに従って今までやってきた人で、それとは対照的に、効率も関係なく島民に対する愛情や優しさで仕事をするコトー先生は判斗からしたらすごく浮世離れしていて…でも、判斗がただ嫌な奴ではなくて「判斗みたいな人間もいるよな」と共感してもらえるようにと考えながら演じました。
僕は自分の中で解決しようと思ってしまうタイプの人間なのですが、現場では、監督をはじめ皆さんが全員揃って、シーン一つ一つを良くするために話しあっていて。しっかりと細かいところまで突き詰めるから、「Dr.コトー診療所」はこれほど人の心を打つのだと感じました。
中江功 コメント
柔らかくて真面目な好青年、というのが最初に会ったときの印象です。「コトー」のレギュラー陣はクセも個性も強いベテラン揃いです。こんな繊細なトップアイドルがその中でやっていけるだろうか、と少し不安でした。でも、現場に入るとそんな心配はすっかり払拭され素晴らしい化学反応が起きました。一人の役者として、高橋海人にしかできない織田判斗というキャラクターを誕生させてくれたことに感謝しています。「お芝居を真剣にやりたい」と言う言葉に強い意志と野心も感じられました。これからが本当に楽しみな役者です。
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TOSHIO WATANABE @slownuance0921
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