本作では、がんを宣告された主人公とその母親が“人生のデスクの整理”をしながら、穏やかに死と対峙していく過程が描かれる。膵臓がんを患うバンジャマンをマジメル、母のクリスタルをドヌーヴが演じた。
映像には、病院スタッフの精神的負担を和らげる“ディスカッション・サークル”の場面が収められた。医師が「死ぬときを決めるのは患者自身なんだ」と語る様子や、看護師たちが歌を歌い、感情を解放する姿が映し出される。
劇中で医師のエデを演じたのは、ニューヨークの病院で化学療法病棟の医長・患者サービス部門の顧問として働く
サラは「ベルコ監督のように私の考えを深く理解してくれる人が、その映画化に興味を示してくれたことは望外の喜びだった!」と語る。なお映画のストーリーはフィクションだが、理想とする医療についてはサラの哲学が強く反映されており、映画に登場したセリフのほとんどは本人の言葉が採用されたという。ベルコは「この映画は人生の讃歌だ」と本作に言及した。
「愛する人に伝える言葉」は10月7日に東京・新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国で公開。
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カトリーヌ・ドヌーヴとブノワ・マジメルが共演する「愛する人に伝える言葉」が10月7日から全国で公開(ナタリー)
がんを宣告された主人公とその母親が“人生のデスクの整理”をしながら、穏やかに死と対峙していく過程が描かれる。
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