近未来の日本を舞台に、75歳以上の高齢者が死を選択できる制度に翻弄される人々の姿を描いた本作。倍賞が主人公・角谷ミチを演じたほか、
早川は“10年後の今”をテーマにしたオムニバス映画「十年 Ten Years Japan」の1編として監督した短編を自ら長編化。長編デビュー作ながら、2022年のカンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、カメラドール スペシャルメンション(特別賞)を受賞した。興行収入は3億円を超え、封切りから2カ月以上経った今もロングラン上映中。フランス、シンガポール、タイ、台湾など世界30以上の国と地域での配給が決まっている。
国際長編映画賞は各国の代表作品からノミネート作が絞られ、2023年3月に受賞作が発表。第94回では濱口竜介の「ドライブ・マイ・カー」が日本映画として13年ぶり2回目の受賞を果たした。早川からは「『PLAN 75』という映画はどんどん一人歩きしていくなあと、不思議な気持ちでいます。もはや自分が監督した映画だという気がしないくらい、見てくださった方の映画になっていると感じています。このような評価をいただき光栄です」と喜びの声が届いている。
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倍賞千恵子の映画作品
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「PLAN 75」アカデミー賞の国際長編映画賞の日本代表に決定 - 映画ナタリー
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#PLAN75 #倍賞千恵子 さんの熱演が光る作品。エンディングは様々な解釈の可能性があり、海外からの評価が期待される。