第83回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネートされた本作は、母親の謎めいた遺言をきっかけに、双子の姉弟であるジャンヌとシモンが母の祖国を初めて訪れる物語。2人は中東系カナダ人女性として生きた母親ナワル・マルワンの数奇な人生と家族の宿命を探り当てていく。
YouTubeで公開された映像には、中東某国南部の孤児院で、内戦に関わる武装勢力によって髪を次々に刈られていく少年たちの姿を収録。
小島は「僕にとってのヴィルヌーヴ映画のベストは、この『灼熱の魂』だ」とコメント。物書きのSYOは「世界的名匠へと成ったヴィルヌーヴの転換点を、劇場で目撃せよ」、映画評論家の森直人は「いまだにドゥニ・ヴィルヌーヴの最高作だと信じる」、ライター・編集者の月永理絵は「まさにドゥニ・ヴィルヌーヴ的映画世界が、ここにある」とつづっている。彼らのコメント全文は下記の通りだ。
「
※動画は現在非公開です。
小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント
僕にとってのヴィルヌーヴ映画のベストは、この「灼熱の魂」だ。
「メッセージ」「ブレードランナー 2049」「DUNE/デューン 砂の惑星」
とメジャー作品で“魂”を抜かれたヴィルヌーヴ・ファンに告げたい。
カナダ時代に撮られた本作を観て、その“魂”を徹底的に焼かれるべきだ。
この灼熱に耐える事が出来るか。
ヴィルヌーヴの根幹を成す“魂”の種類が見えてくるはずだ。
SYO(物書き)コメント
体感は経験となり、己の血肉と化す――。
世界的名匠へと成ったヴィルヌーヴの転換点を、劇場で目撃せよ。
きっと、映画の神髄にもう一歩肉薄できる。
森直人(映画評論家)コメント
ローカルから世界へ、新しい才能がせり上がってくる時の迫力。
まさに「灼熱」の展開を見せる、ギリシャ悲劇ばりのストーリーテリング。
いまだにドゥニ・ヴィルヌーヴの最高作だと信じる。
月永理絵(ライター、編集者)コメント
殺伐とした荒野を遠くから眺めつつ、
世界の残酷さに打ちのめされた人々の顔を間近で眺めること。
まさにドゥニ・ヴィルヌーヴ的映画世界が、ここにある。
KOJIMA PRODUCTIONS @KojiPro2015
映画『#灼熱の魂 デジタル・リマスター版』へ、小島監督の推奨コメントが公開されました🎦
詳しくは下記ニュース記事をご覧ください。
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#ドゥニ・ヴィルヌーヴ