夢枕獏の小説を谷口がマンガ化した「神々の山嶺」をもとにした本作。「登山家マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?」という謎に迫りながら、孤高のクライマー・羽生丈二と彼を追うカメラマンの深町誠が、冬季エベレスト南西壁無酸素単独登頂に挑む姿を描く。日本語吹替版には堀内賢雄、大塚明夫、逢坂良太、今井麻美らがキャストに名を連ねた。
完成した映画を観る前にこの世を去った谷口。映像には2014年の製作開始時のインタビューの様子が収められた。谷口は「かなり力を入れて描いた作品で、映像となるのがすごく楽しみ」と語っている。
このたび、谷口をリスペクトする4名の著名人コメントが到着。谷口のマンガ「ふらり。」を担当した編集者・佐渡島庸平は「谷口さんが生きていたら、きっと観て、感動しただろう」、芸人の
「神々の山嶺」は7月8日より東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国でロードショー。
佐渡島庸平(編集者・株式会社コルク代表)コメント
夢枕獏作品、谷口ジロー作品が持っていた男たちの山へと賭ける生き様、ドラマの緊張感が、フランスアニメ映画でも、しっかりと再現されていた。
谷口さんが生きていたら、きっと観て、感動しただろう。
辰野勇(モンベルグループ代表・登山家)コメント
物語は、マロリー遭難のミステリー究明に端を発し、抑えきれない登山家の冒険心や葛藤が見事に描かれた作品です。更に、アニメの特性を発揮して登攀の細部など、山岳専門家の観賞にも答える臨場感あふれる作品でもあります。
しろ(イラストレーター・マンガ家)コメント
鬼スラ、グランド・ジョラス、エヴェレスト…挑む山の魅力を教えてくれたのはこの作品でした。
それが長い年月を経てまさかのアニメ映画化、あの長大で重厚な物語をスマートにまとめあげ山岳の魅力を凝縮した素晴らしい作品へと変化を遂げていました。
肉のきしむような生々しい、それと同時に詩的にも感じる美しい迫真の映像、是非ご覧ください!
西村瑞樹(バイきんぐ / 芸人)
登攀シーンでは思わず息を呑むような場面もあり、張り詰めた緊張感によってどんどん作品に引き込まれていった。山に取り憑かれた男を突き動かすものは一体何なのか? 全てを背負い込んでひたすら進む姿に心を打たれた。
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「神々の山嶺」谷口ジローのインタビュー映像が解禁、製作開始時に語った思いとは https://t.co/LsuzUAI0KW #スマートニュース