フランス・ルクセンブルク合作のアニメーション映画「
本作は、夢枕獏の小説を
ゲームクリエイターの
石塚真一(マンガ家)コメント
谷口ジロー、夢枕獏両氏の「神々の山嶺」は、フランスでこんなにも愛されているのだなあ、と感じる圧倒の映像でした。
何度も歯を食いしばった。そして、孤高の美しさにグッときた。ありがとうフランス!!
久住昌之(マンガ家・音楽家)コメント
驚いた。谷口さんの絵の「神々の山嶺」は、絶対に映像化できないと思っていました。しかし、漫画からも独立した、素晴らしいアニメ作品に仕上がっていた。静かで、険しく、美しい。音楽の豊かさにも、嫉妬心さえ覚えました。
小島秀夫(ゲームクリエイター)コメント
人は何故、山に登り続けるのか? 何故、物創りを続けるのか? 本作はその答えを暗示するだけでなく、映画界における挑戦でもある。雪山登攀の過酷さ、危うさ、美しさの再現は、小説や漫画とは違い、実写映画では難しいからだ。そんな中、フランス映画界のクリエーター達が“アニメーション”という新たな登攀ルートで、「神々の山嶺」という北壁の登頂に成功した! これは快挙だ! 原作ファンとしても感無量!
坂本眞一(マンガ家)コメント
小説によって言語化され、漫画によって可視化された8000メートル峰の凍りつくような死の恐怖を、アニメーションならではの手法で否が応にも「体感」させられてしまう映画。生命の存在すら許さない神々の領域への挑戦はあまりに絶望的だ。この世の全てを擲ち、雪煙舞う山頂を目指す挑戦者達の鋭い眼光が僕を睨みつける。「お前は何の為に生きているのか」と。
夏目房之介(フリーライター、マンガ批評家)コメント
夢枕獏、谷口ジローの傑作「神々の山嶺」のアニメーション化である。が、それを意識しないでいいと思う。圧倒的な雪山描写と淡々と刻まれる手や足の演出。私は飽きずに惹きこまれた。高所恐怖にも少しなったぞ。
東野幸治(芸人)コメント
名作「神々の山嶺」がなんとアニメ映画化!
そこには山に取り憑かれた漢たちがしっかりと描かれていました! 映画の終盤からは漢たちの息遣いに耳を傾け無事を祈りましょう! 皆さんも私と同じ選ばれし目撃者になりましょう!
松本大洋(マンガ家)コメント
獏さんと谷口さんという
大きな二つの頂きに挑んだスタッフの心意気を、ひしひしと感じました。
エベレストと東京を描く色彩がとても美しく、クライマーたちは物悲しく格好良かった。
夢枕獏事務所/Yumemakura @yumemakura_baku
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