「オビ＝ワン・ケノービ」ユアン・マクレガーが森川智之に「いつか会いたい」

スター・ウォーズ」のドラマシリーズ「オビ＝ワン・ケノービ」の「最終話直前『オビ=ワン・ケノービ』ユアン×ヘイデン×監督に直撃 LA-東京中継イベント」が本日6月16日に東京・esports 銀座 studioで行われ、森川智之、ミキの亜生と昴生が登壇。中継ゲストとして、キャストのユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン、監督のデボラ・チョウがリモートで参加した。

本作はジェダイ・マスターのオビ＝ワン・ケノービを主人公とした物語。最良の友であり、弟子であったアナキン・スカイウォーカーが暗黒卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが敗北を喫した「スター・ウォーズ エピソード3／シスの復讐」から10年後、すべてを失ったオビ＝ワンの姿が描かれる。「スター・ウォーズ」シリーズよりオビ＝ワン役でマクレガー、ダース・ベイダー（アナキン・スカイウォーカー）役でクリステンセンが続投。日本版声優として、森川がオビ＝ワンに声を当てた。

ライトセーバーを手にした森川は「機内持ち込みOKのライトセーバーを持ってきました（笑）。素敵な時間を一緒に楽しんでいければと思います」とユーモアを交えて挨拶。昴生は「ミキのダークサイドのほう、昴生です！」と呼びかけ、会場を笑いに包んだ。中継でつながったマクレガー、クリステンセン、チョウに、3人は大興奮。マクレガーは「日本の皆さん、こういう形で作品についてお話しできてうれしいです。近々来日もしたいと思っています」と笑いかける。

森川は「いろんな作品でユアンの吹替をやってきて、今日初めて画面越しに会えた。とてもうれしい」と感激の様子。マクレガーは「長年自分に声を当ててくれていたなんて、すごい。いつか実際に会いたいです」と喜びを表現した。さらに森川から、本作の主役がオビ＝ワンと決まったときの気持ちを尋ねられたマクレガーは「この役を再び演じられることにワクワクしました。何年も経って再びまた演じられるのはスリリングだし、素晴らしかった。このシリーズはとても美しく、自分の期待をはるかに超えた作品になっています」と語った。

ミキからは「ライトセーバーのシーンは練習をしているのか？」という質問が。クリステンセンは「膨大な練習が必要になります。スター・ウォーズのプロジェクトに関わる際の一番の楽しみはライトセーバーでのバトルを学ぶこと」と話す。また普段のクリステンセンとの関係についてマクレガーは「師弟というより、同等の兄弟のような存在です」と説明した。

続いて、日本のスター・ウォーズファンからの質問に答える場面も。「スター・ウォーズについての新たな発見はありましたか？」という問いに対して、チョウは「スター・ウォーズの世界の中でアイコニックな2人のキャラクターを深掘りできたことが醍醐味でした」と回答する。また、オビ＝ワンの衣装の着心地に関する質問が投げかけられると、マクレガーは「僕は文句を言えないですね。なんと言ってもヘイデンは1日ダース・ベイダーの衣装を身に付けていなくてはいけないので......。僕のほうは生地がやわらかめで履きやすいブーツです」と答えて笑いを誘った。クリステンセンは「汗をすごくかきます」と明かす。

イベントでは、森川とミキからマクレガー、クリステンセン、チョウに扇子を贈呈。事前に送られた扇子を手にしたマクレガーは「今いるところが暑いので、早速今日から使わせてもらうよ！」と感謝を伝え、最後に日本のファンへ「最終話もぜひ楽しんでください。そして今までの応援、ありがとうございます。皆さんに僕から大きな愛を送りたいと思います。イベントも楽しかったです」とメッセージを送って中継を締めくくった。

中継後、森川は「いやあ、ちょっと胸が熱くて。夢心地ですね」と目を細め、亜生は「最終話を観たあと、もう1回シリーズを観直したい！」と笑顔を見せた。「オビ＝ワン・ケノービ」はディズニープラスにて独占配信中。