公の場で軍籍を剥奪、冤罪事件描いた「オフィサー・アンド・スパイ」本編の一部公開

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オフィサー・アンド・スパイ」の本編の一部がYouTubeで公開された。

「オフィサー・アンド・スパイ」 (c)Guy Ferrandis-Tous droits réservés

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「オフィサー・アンド・スパイ」ポスタービジュアル

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本作は、1894年に起きたフランスの冤罪事件“ドレフュス事件”を描いた歴史サスペンス。スパイの罪を着せられたユダヤ人大尉ドレフュスの無実を裏付ける真実を知った中佐ピカールが国家権力に抗うさまがつづられる。ジャン・デュジャルダンがピカール、ルイ・ガレルがドレフュスを演じた。監督は「戦場のピアニスト」などで知られるロマン・ポランスキー

映像には、ドイツに軍事機密を流した容疑で有罪となったドレフュスが、公の場で軍籍を剥奪されるシーンが切り取られている。ポランスキーは、本作の企画の立ち上げについて「最初は当然のことのように映画をドレフュスの視点で描くことを想定していたのですが、すぐにそれがうまくいかないことに気付きました。パリを起点にしてさまざまな登場人物が行ったり来たりするのに、ドレフュスが監獄島である“悪魔島”に服役しているので動きが生まれません。我々が映画を通して描きたかったのは彼の苦しみです。1年以上の長い時間をかけてこの問題と格闘し、脚本家のロバート・ハリスがこのジレンマに答えを見出しました。ドレフュスから離れて、物語の中心人物の1人であるピカール中佐の視点で語るのはどうか、とね」と語った。

「オフィサー・アンド・スパイ」は6月3日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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(c)2019-LÉGENDAIRE-R.P.PRODUCTIONS-GAUMONT-FRANCE2CINÉMA-FRANCE3CINÉMA-ELISEO CINÉMA-RAICINÉMA

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まなり @m4n3r12

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