第76回ヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した本作は、1894年に起きたフランスの冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化したもの。ドイツに機密を漏洩したスパイ容疑で終身刑となったユダヤ人大尉ドレフュスの無実を示す証拠を発見したピカール中佐は、隠蔽をもくろむ国家権力に抗いながら真実と正義を追い求め奔走する。場面写真には、
本日4月2日は、自然主義を提唱し「居酒屋」や「ナナ」といった作品を生み出した作家エミール・ゾラの誕生日。劇中では
「オフィサー・アンド・スパイ」は、6月3日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。なお本作の字幕監修を務めた思想家・
内田樹 コメント
ポランスキーは大戦中のフランスでユダヤ人狩りから逃げ回るという痛ましい少年時代を過ごした。彼はそのトラウマからついに自由になれなかった。彼の映画に“底知れず邪悪なものへ”の恐怖が伏流しているのはそのせいだと思う。この映画も例外ではない。
菅瀬晶子/Akiko Sugase @ruzbihalib
ドレフュス事件の映画化だ! https://t.co/091JQmXXQr