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本作は、野原しんのすけの誕生に隠された真実が描かれる劇場版第30弾。川栄がしんのすけの本当の母親を名乗る屁祖隠(へそがくれ)ちよめ、岩井と澤部がカスカベ花火大会の前説芸人として本人役で参加した。
川栄は、連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で3世代のヒロインの1人を演じていたことにちなんで、しんのすけから子供からおばあちゃんまで楽しめる本作の見どころを尋ねられる。彼女が「いろんなしんちゃんの一面が見られて母性本能をくすぐられます。子供から見たら面白いし、かっこいい。さまざまな世代の人が、もっとしんちゃんを好きになる映画だと思います」と答えると、しんのすけは「結婚式はいつにしますか!?」と大喜びの様子だった。
イベントではハライチが、本作のために書き下ろしたオリジナル漫才を披露。川栄は「まさか映画で見たネタを生で見られると思わなかった。本当に面白かったです!」と笑顔を見せる。澤部は「なかなか映画館で漫才をする機会はないので楽しかったです」と話した。続いて、ゴールデンウィークの家族との思い出をキャストがフリップで発表するコーナーも。川栄は「BBQ」と書き、「小学校の頃は、父が釣りが好きなのでバーベキューをするのがお決まりでした」と明かした。
ここで、しんのすけに声を当てた小林が登壇。小林は「30年分の“変わっていくもの、変わらないもの”がぎゅっと詰まった30作品目にふさわしい一作だと思います。めちゃくちゃ感動しました」と作品の魅力をアピールする。川栄の演技に対しては「本当に素晴らしくて、いろいろと勉強になりました」と絶賛した。橋本が「(ゲスト声優の)お三方とも、自然で画面になじむ演技をしていただいた」と称賛すると、岩井は「澤部さんは『間を埋める笑いを足して』というオーダーに応えて、『なかなかできないですよ』と褒められてましたね」と振り返る。
最後に小林は「皆さんあっての30周年だと思います。このあと40周年、50周年、60周年、親子3代、4代で楽しんでいただけるしんちゃんを目指していきたいです。これからもしんのすけをよろしくお願いします!」と呼びかけてイベントを締めた。
「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」は全国で公開中。
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